子供が通う小学校から保護者宛てに一斉送信メールが頻繁に来るのであるが、昨日は「朝の送迎について」である。
欧米圏の学校は多分多くがそうであると思うが、子供を保護者が学校まで連れて行かねばならない。
うちの学校はまず校庭に子供を連れて行き、そこに並ばせ待機する。
雨の場合のみ食堂まで連れて入る。
時間が来ると各担任が校庭まで生徒を迎えに出て来て、列に並んで子供らを教室内まで連れて行く。
ここまでを目視し保護者は帰宅せねばならない。
理由はもしも子供らに教室内に入る前に何かが起きた時、保護者は我が子を守る義務があるというものであり、それ以降は学校責任という事らしい。
他国の銃乱射事件など考えすぎかもしれないが、もしも子供らが校庭に並んでいる時、銃を持った人が突然やって来たら、一目散に我が子を連れて逃げる。
そんなバカな事が・・と思いながらも可能性として考えた時、子供を学校の門の前で車から降ろし、そのまま去って行く保護者を見ると危機感がないなと感じてきた。
そんな昨日、学校から改めて「我が子が教室内に入るまでを監視するため、面倒でも車を指定場所に停めて校庭までお子さんを一緒に来てください。担任が教室に生徒を連れて入る前までが保護者の責任と義務になります」とメールが来た。
それでも今朝、やはり校庭に残るのは同じメンバーの保護者だけ。
一体何が起こると言うのよ?と思う保護者は学校まで連れて来たらそのまま帰る。
うちの息子は小学校準備クラスであるため、校庭には並ばず私達保護者が教室まで子供を連れて行く。
放課後も同様、教室まで娘と息子を連れに行き、担任から手渡されて帰路に着く。
この作業、正直メンドクサイ。
日本からきた私には、非常に面倒な行為に最初は思えた、いや今も長い長い冬の時期は面倒この上ない。
横殴りの雨、雪、霰と風の時期、毎朝毎夕これを繰り返す。
例えば下の子が高熱で学校を休んでいたとしても、上の子を学校に連れて行かねばならない。
そんな時、頼める家族もいないなら病気の子さえも送迎に連れて行かねばならない。
しかしそれが当り前で、皆そうして子育てしているのであり、それが我が子を守る手段なのである。
高校を終えるまで、それは続くのである。
夫が初めて日本に住んだとき、小学校の子供が1人で通学しているのを見て驚いたという。
京都の田舎に住んでいた夫は、「こんな人が少ない場所を1人で歩かせているのか」とショックだったと言う。
同僚に「日本は誘拐など無いのか?」と聞いた時、「頻繁ではないが、起こってはいる。それでも子供らだけが通学するのが文化のようになっており、欧米のように保護者が1人1人責任を持って連れて行くという概念が浸透していない」と言われたらしい。
送迎の関係上、私は仕事に遅れて入る。
が、これも店長が承諾しての事であるから、その辺はイギリスの会社は融通が利くのかなと思う。
学校からの警告メールにどの程度の効果があるのか・・

欧米圏の学校は多分多くがそうであると思うが、子供を保護者が学校まで連れて行かねばならない。
うちの学校はまず校庭に子供を連れて行き、そこに並ばせ待機する。
雨の場合のみ食堂まで連れて入る。
時間が来ると各担任が校庭まで生徒を迎えに出て来て、列に並んで子供らを教室内まで連れて行く。
ここまでを目視し保護者は帰宅せねばならない。
理由はもしも子供らに教室内に入る前に何かが起きた時、保護者は我が子を守る義務があるというものであり、それ以降は学校責任という事らしい。
他国の銃乱射事件など考えすぎかもしれないが、もしも子供らが校庭に並んでいる時、銃を持った人が突然やって来たら、一目散に我が子を連れて逃げる。
そんなバカな事が・・と思いながらも可能性として考えた時、子供を学校の門の前で車から降ろし、そのまま去って行く保護者を見ると危機感がないなと感じてきた。
そんな昨日、学校から改めて「我が子が教室内に入るまでを監視するため、面倒でも車を指定場所に停めて校庭までお子さんを一緒に来てください。担任が教室に生徒を連れて入る前までが保護者の責任と義務になります」とメールが来た。
それでも今朝、やはり校庭に残るのは同じメンバーの保護者だけ。
一体何が起こると言うのよ?と思う保護者は学校まで連れて来たらそのまま帰る。
うちの息子は小学校準備クラスであるため、校庭には並ばず私達保護者が教室まで子供を連れて行く。
放課後も同様、教室まで娘と息子を連れに行き、担任から手渡されて帰路に着く。
この作業、正直メンドクサイ。
日本からきた私には、非常に面倒な行為に最初は思えた、いや今も長い長い冬の時期は面倒この上ない。
横殴りの雨、雪、霰と風の時期、毎朝毎夕これを繰り返す。
例えば下の子が高熱で学校を休んでいたとしても、上の子を学校に連れて行かねばならない。
そんな時、頼める家族もいないなら病気の子さえも送迎に連れて行かねばならない。
しかしそれが当り前で、皆そうして子育てしているのであり、それが我が子を守る手段なのである。
高校を終えるまで、それは続くのである。
夫が初めて日本に住んだとき、小学校の子供が1人で通学しているのを見て驚いたという。
京都の田舎に住んでいた夫は、「こんな人が少ない場所を1人で歩かせているのか」とショックだったと言う。
同僚に「日本は誘拐など無いのか?」と聞いた時、「頻繁ではないが、起こってはいる。それでも子供らだけが通学するのが文化のようになっており、欧米のように保護者が1人1人責任を持って連れて行くという概念が浸透していない」と言われたらしい。
送迎の関係上、私は仕事に遅れて入る。
が、これも店長が承諾しての事であるから、その辺はイギリスの会社は融通が利くのかなと思う。
学校からの警告メールにどの程度の効果があるのか・・