先週日曜日に開催されたパリマラソン。
今回の参加者はおよそ56000人で、出発地点が凱旋門であったため、私達は凱旋門から徒歩10分の所に宿泊していた。
レース当日は気温が23度になったため、ランナー達は道で嘔吐したり、泣きながらお腹を抱えて苦しむ男性ランナーなどがいた。
それでも数メートルごとに消防車が水をランナーに向けて噴水してくれていたし、給水所には大量の水を置いてくれてあったため、非常に有難かったという。

パリの水族館前に立つと、エッフェル塔が目の前に立ち、その下をランナー達が走って行く。
5万6千人ものランナーから夫を夫を見つけ出すのは不可能であるが、一応、この高台から応援しておいた。

警官らがライフルを持って警邏しており、何よりビックリしたのはパリの警官の体つきが
軍人並みに鍛えられていた事である。
普段カーライルで見る警官は、スタバのコーヒーを飲みながら歩いていたりするので、その差に驚いてしまった。

昨日からディズニーランドに移動。
着いてすぐに知り合ったタクシー運転手さんがとても良い人で、この人に滞在中の移動は全てお世話になった。
しかしながら、パリ市内もそうであったが、ゴミのポイ捨てが半端ない。
ディズニーランド内のゴミのポイ捨てが酷かった。
アトラクションを待つ通路にもゴミ箱があちこちに設置されているにも関わらず、ゴミが床に散乱しすぎている。
東京ディズニーランドに行った事がある人は、そのゴミの散乱状態に引くであろう。
フランス人と中国人が多い観光地においては、ゴミのポイ捨てを阻止するのは難しいのかも知れない。

まあ、しかしながら義母の夢であった「孫とディズニーランドに行ってみたい」という夢が叶い、良かったと思う。
義父が糖尿で足先を失って以来、歩く事がままならなくなり、老後に行きたかった旅行への夢は絶たれていた。
そこに私達夫婦が来た事で、私達夫婦と一緒なら場所は限られるが旅行に行ける事が可能になった。
義父は透析も必要であったから、ヨーロッパ圏内への旅行しか叶わなかったが、それでも義母にとってみれば旅行に行く上で私達夫婦の存在は必要不可欠になってったのだろうと思う。
スーツケースも自分で持つ人ではないから、ほとんどは夫が義母の分まで運び、時に私が運び、そこに感謝の言葉はないものの、私がいつか義母という立場になった時、我が子のパートナーに「有難う、ごめんね」と言える義母であろうと学べたと思えば、義母との共存も学びの場として感謝しといたろかと思える今日この頃である。

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