さて今日はベルサイユ宮殿に行ってきた。
タクシーで行くので旅気分に欠ける。
朝に起きてこない義母を待ってから行くので、到着したら、この行列である。

しかし、贅を尽くしたもんである。
そら、ギロチンなるわ。
私がマリーアントワネットの名を知ったのは、子供の頃にやっていたアニメ「ラセーヌの星」というテレビ番組だった。
その後、社会でマリーアントワネットがギロチンで処刑された事を知る。
何故にギロチンになったかよりも、ギロチンの処刑台で悲しげな顔をするマリーアントワネット、ギロチンの参考写真、処刑直後に頭が転げ落ち、首の無い女性がギロチン台で座ったままになっている挿絵が衝撃的過ぎた。
ギロチンなる物を初めて知り、何と恐ろしい絵なのかと思った記憶がある。
こんな贅沢したら、そら処刑されるわ…

行列にならんでいる間、義母はタバコなど吸いに行くのでいなかったが、入り口付近になり、どこからか義母が列に戻ってきた。
私の前に並んでいた中国人3人のリュックサックが開いたままが終始気になっていたが、注意する義理も無い。

この3人が、並びながらチキンの丸ごとローストしたやつをリュックサックから取り出し、手で手羽やモモ部分などをもぎ取りながら喰いついていた。
骨まで吸い付き、それをポイ捨てするので義母がガン見していた。
誰からも注意されないのがフランス式なのだろうか…