カーライルの街で用事を済ませ、駐車場に戻るために歩行者信号待ちをしていた時のこと。
信号が青になり車は停車、歩行者らは歩き始めた。
先頭で停車していた会社名が書かれた赤い車の中にいた2人の若僧が、私の横にいた男性に向かい罵声を浴びせながら爆笑し始めた。
中指を立て、体で威嚇の仕草を取りながら、今から外に出てやったろか!みたいな動きをしながらも、その行為に顔をうつむかせ、真っ赤な顔で怯えを見せ小走りに急ぐ男性を見て爆笑していた。
男性はその周辺に集まるバス停の一つでバスを待つため、バス停の椅子に座った。
ああやって人をイジメて来た最低の人間は、成人して仕事を持っても、まだ気の優しそうな音を威嚇するのかと思うと吐き気がした。
私は彼の前を通り過ぎたが、最低にも、先ほどのアホ2人の車は再び迂回して戻って来た。
そうして又、彼に対し威嚇の行動を取った。
私は彼がヤラレるんじゃないかと心配になったが、運良くバスが来たから、彼はバスに乗り込んだ。
何というのだろうか…彼らを哀れに思い、私は息子には空手をさせねばと思った。
今日は気分の悪い出来事を見た日である。