争奪戦開始

１２月２３日と２４日の朝、スーパーは食品争奪戦となる。
朝８時台に行かないと、店内は人だらけになる。
私は向こう１週間の食料を２２日の早朝に全て買い込んだが、暇なくせ準備を予定立てて行わないのが、ミセスイギリスの義母である。

冷蔵庫を３つ持っている義母であるから、いくらでも収納スペースはあるのである。
しかし、これが前もって行かない。
野菜など２４日に買おうが２２日に買おうが、２５日当日における状態は一緒であるのに、ミセスは言う。「いつも２３日しか行かないのよ、私は」と。

２３日に行くなら行ったらエエ。
しかし、朝８時半には付いておかねば、偉い人混みになっている。
そんな事は７０年生きて来て毎年のクリスマスで知っているはずの義母であるが、毎年２３日の午後から動き出す。

結局、１人で行くのは面倒であるから、うちの夫に「ついて来い」と言い行く。
しかも買い物リストも無い。
行き当たりばったりで買いに行き、１００％の確率で何かを買い忘れる。
それを２４日の争奪戦ピークの日に「買って来て」と言い、最前線に送り込まれる私や夫の気持ちなど考えもしない。

この準備ができない人との共存は、血便以上のストレスがかかる。
運良く（良くは無いが・・）夫は風邪でダウンしてしまい、義母は私と行かねばならなくなったが、私が「朝８時出発。それ以降なら行かん」と言うと、８時が早すぎる義母は「いいわ、自分で昼から行くわ」と言った。
年に１度、たった１度８時に行くだけやん・・
何でや・・あんたはなんでそこまでに頑固なんや・・
早く終われ、クリスマス・・
キリストは偉いイベントを残したもんである・・
恨むわ・・・