先週の火曜日の事。
朝からおびただしい数の中国人観光客が来て、ショッピングセンターは騒然となるほど、中国人で埋め尽くされた。
ヨーロッパをバス移動しながら旅するプランが中心の彼らは、ほんの1時間のバス休憩の間に物凄い買い物をして帰って行く。
それがしかし有難いのは事実であるも、買い物袋を1つにまとめるため、ところかまわず座り混んで買った商品を広げるため、見慣れないカーライル人にとっては、何とも異様な光景に写ったハズである。

しかしながら、今回うちの店で買い物をした中国人の客全員に問題が起きた。
それは彼らが持っているビザカードなどのクレジットカードが、支払い時に使えなかったのである。
中国人の客だけでも20人以上はレジに並んだだろうか・・それを私がレジを打ち、横で店長が免税手続き用のレシート発行をし・・と、連携を取ってやっていたのであるが、彼らのカードがまるで使えなかった。

が、私は気が付いた。
いつもなら暗証番号4桁を入力してもらうのであるが、今回の中国人観光客が打ち込む暗証番号が6桁だったのである。

私は店長に「これ、6桁なんかイギリスで見た事ないですよね・・そのせいちゃいます?使えへんの?」と聞いてみた。
店長も「4桁の暗証番号ではないんですか?」と聞いたが、客の1人が「中国では6桁や」と言った。

今まで来ていた中国人観光客はカード支払いしてきたが、皆4桁の暗証番号であった。
中国国内におけるカード暗証番号だけが6桁になったのだろうか・・
結局、その後も来る中国人観光客は全員6桁の暗証番号しか持っておらず、客から「何で4桁しか認証せーへんのや」と怒られたが、これをロンドンの本社に問い合わせするも、「カードの暗証番号で6桁なんか聞いた事ない。中国国内だけそうなんやろか・・。ちょっと調べてみな分からん」との事で答えは未定のまま。

客から「今からバスでパリに移動するが、この6桁の暗証番号はパリで有効か?」と聞かれた。
知るかー!!
しかし今からパリにバス移動て・・飛行機乗ったらイギリスからパリまで45分で行けるのに・・
あんな爆買いすんのに、そこの移動費はケチる・・しかも飛行機移動なら、もっと買い物の時間も取れるというのに・・凄い旅プランやなと毎度ながら感心する。

6桁でカードは使えたのであろうか・・

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