義父に話したくなる時がある。
そんな時は小さな花を買い、子供を学校に送ってから墓に行く。
一方的に話しかけ、墓をポンと叩いて帰る。
答えはないに決まっているが、なんだか義父に聞いてもらえたようで、気持ちがスッキリするのである。

義母もあまり来ていないようで、義母の長男は2ヶ月に1度は義母宅に来るが墓参りには行かない。
嫁に至っては、死人の埋まっている場所に行くのが気持ち悪いと、葬式以来行っていない。
いつ墓参りに行っても会う老人男性がいる。
朝に行っても夕方に行っても、だいたい会う。
亡き妻だろうか、雑巾ではなくハンカチで丁寧に墓を拭いている姿から、愛の深さを感じるのであるが、一昨日、墓に行ったら義父の墓の花は枯れはて、なめくじだらけになっていた。
義母は義父を恋しい、時に眠れないと言うが、墓にはあまり行っていないやんけー!と思うのは私だけか…