前日に店長と私が休むと、翌日のスタッフルームは洗い物の山、溢れる生ごみの山となる。
コーヒーを飲もうにも、まずカップとスプーンが無いから、絶対に洗わねばならないのである。
前の職場もそうであったが、このイギリス女達の躾けの無さかモラルの無さにはヘドが出る。
ちなみに、このカップの下には皿7枚と全スプーンが沈んでいるのである。

生まれた時から家には食洗器があり、洗い物などした事が無いのだろうか・・学校にも「掃除文化」が無いから、自分の身の回りを掃除する概念を持たずに成長してきたのだろうか・・
とは言え、ちゃんとする人はごくごく一部にはいて、その人が職場に1人いたら幸運である。

ささやかな私の抵抗は、安物の質の悪い食器洗剤で洗った後、それを濯がず洗い物を終える事である。
店長は自分専用のカップを持っているから害を与える事もない。
私は自分が使う分だけを丁寧に湯で濯いでから使用する。

面接の際、「あなたは自分が使った皿とカップは洗う事が出来ますか?」「大便は流せますか?便器内に残っていた場合、ブラシで洗い落としてから出る事が可能ですか?」と聞いて欲しいものである。
EU離脱を国民に問う前に、まずこの人としての「当たり前」を国民に問うてほしかった。
日々そう思うイギリス生活。

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