職場の売り場で老夫婦から声をかけられた。
「エナメル生地のこんな感じの○○を、数日前にグラスゴー(スコットランドのとある都市)の同じ店で見たんやけど、カーライルなら安いかなと思って買わなかった。私が言うてるその商品はあるか?」と聞いて来た。
同じ店の商品が、同じ系列店でグラスゴーよりカーライルの方が安いと思った・・・偉い低く見られたもんである・・

生憎その商品はカーライルでは扱っていない。
その旨を伝えると、夫が妻に耳打ちし始めた。
「この女は言葉を理解していないよ」と。
私は「理解していますよ、この商品の事でしょう?」と持っていたiPadで商品を見せた。
「ここは小さい店舗なので、取り扱っていないんです」と私は説明した。

夫は再び耳打ちし始めた。
何であろうか・・このいちいち耳打ちする意味は・・
久々に嫌な人間を見たなと思う。

妻は再び私に「あのね、私はエナメルの・・」と商品についてを説明し始めた。
私は「分かってますよ、この商品の事でしょう?」と再びiPadの画面で商品を見せる。
ババアは「そうそう、これよ。これを持って来てって言ってるの」と言った。
私は再び「ですから、この商品はここの店舗では取り扱いしてないので、ネットで購入してもらうか、再びグラスゴーで買われるか・・」と説明。
そうして夫が再び妻に耳打ち。

この繰り返しが3回続いた。
コントかと思う。
私はバイトの女の子に助けを求めた。
「多分、私の英語がアカンのやと思う」と。

結局、バイトの女の子も「無いんです。それは無いんです」を繰り返し、別の商品を購入。
そのレジを私が担当すると、「僕らはどうもインド人の話す英語に耳が自然とフタされてしまうのでね・・」と笑った。

いやいや・・私の何処がインド人に見えるのだろうか・・・
アジアのひとくくりがデカ過ぎやしまいか・・
耳にフタて何やねん・・・
そんな機能が付いてんのか!!

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