図書館で借りてきたポーランド料理の本を見ながら、ちょこちょこ作ってみている私であるが、ある事に気が付いた。
それは9年前、当時勤めていたデパートで私の直属の上司だったドイツ人の人からクリスマスにと、ドイツ料理のレシピ本を頂いた。
そこに掲載されている色んな物が、ポーランド料理にも書かれてあり、改めてヨーロッパが陸続きであった事、歴史と文化が交差した事を考える。

2年前ハンガリーに住むハンガリー人の友人から、クリスマスプレゼントにと、やはりハンガリー料理のレシピ本を頂いた。
この中にもやはり、似たものが非常に沢山あった。

さて、今回は日本にある材料で作れるものを掲載してみた。
「林檎とリーク(ポロねぎ)のサラダ」である。


≪作り方≫
①リーク1本を薄切りにし、林檎(大きなもの)2個も薄切りにする。
②①にパセリのみじん切り、レモン汁、はちみつ(大さじ1)、塩コショウで味付けするだけ。

ポーランド料理の本にはこう書いてあるが、ドイツ料理の本を見て見ると、これに生クリーム大さじ2を加えると、「ドイツの伝統的なサラダ」と書かれてある。
どちらも試したが、思いのほか塩コショウが林檎に合う。

「チキンのシチュー」
仕事などで帰宅するのが夕方6時前になる事が多いので、冬場は特にスロークッカーに頼る事が多い。
今回も材料を放り込んでスイッチオン。8時間後に帰宅したら料理が完成しているので有難い。


≪作り方≫
①(あれば)乾燥マッシュルームを水で戻したもの、無ければマッシュルームを50g(別にマッシュルームは無くてもよい)、リークやセロリを1~2本(薄切り)、人参1~2本(輪切り)をスロークッカーへ投入。
②鶏肉(胸ももが好ましい。骨付き、無しどちらでも)を500~800gに塩コショウし、軽くフライパンで焦げ目を付けて①に加える。
③小鍋にバター25gを溶かし、小麦粉25gを加え粉っぽさが無くなったら①に加える。
④湯500mlにコンソメ(出来ればポーランドのコンソメ)1~2個を溶かして①に投入。(日本のコンソメはサイズが小さいので2個でも良いと思います)
これでスイッチオン。6~8時間で完成。

※写真は野菜ですが、本来はマッシュポテトが主流です。
※基本のレシピにはここに白ワイン120mlを加えていますが、うちは子供がいるので使用していません。使いたい方は加えて下さい。
※基本のレシピには、仕上げに卵の黄身2個を加えて少し煮込むとありますが、息子が生の卵でアレルギー反応を起こすので、うちでは念のため使用していません。使用できる方はやってみてください。

最近、やっと見つけた美味しいポーランド料理のレストランが日曜日で閉店と言う事で、最後に行ってきた。
前回食べた中で、最高に美味しかったのが「ダンプリン」と言われる、日本で言う所の餃子である。
レシピ本には必ず掲載されてあるし、ポーランド食材店にはパックに入って売られているが、自分で作るほうが格段に美味い。(とシェフが言った)



「閉店日に来てくれたから」と、シェフがお土産にくれた「ダンプリン」。
これを今からバターで炒めて食べるところ。

「もうこれからは本見て自分で作ります」と私が言うと、シェフが「電話してくれたら、作って分けてあげるよ」との事。
カーライルのカフェで、この餃子を出しているお店があって、そこに毎週2回手作り餃子を卸しているそうで、100個単位で作っているので、「前もって電話しておいてくれたら20個くらいは分けれる」とシェフが言ってくれた。

ならば、そのカフェに食べに行ったらエエやんか!!と思ったが、シェフが「めっちゃ高い値段で出してるから、腹立つで」と言った。
と言う事で、シェフの電話番号を聞き、年末にでも1度お願いしようかと思っている。

私は日本の餃子が好きではないが、これは100個でも食べれる気がする。
また時間があったら、粉から皮を作って試してみるが、今はそんな時間もないので、いつの日か・・

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