夫が足の親指の爪を全て剥がし、二度と爪が生えてこないように手術したのは1か月前の事。
手術した後は痛み止めも包帯もくれず、経過検診さえも不要だと言われたが、止まらない出血で巻いていた包帯は半日で血まみれとなり、それから3度ほど包帯交換のためにホームドクターがいるクリニックを訪れ、医師には「そんな程度で会えない」として会えなかったが、ナースに包帯交換をしてもらい、予備の包帯ももらった。

しかし、今日まで出血と激痛は続いており、苦痛が限界に来た夫は遂にホームドクターの診察を受けるところまでこぎつけた。
夫は平日働いており、職場を出るのは夜の7時ごろである。
従って土日しか体は空かず、しかし土日は医者が休み。
医者の検診程度で会社を早退するわけにも行かず、今日まで調整が付かなかったが、いつまでも会社でビーチサンダルで歩くわけにも行かず、強行で予約を取ったのであった。

検診に行った夫は、「こんなにも出血と激痛が続くものか?」「傷みで夜も眠れない」と医師に告げるも、「僕も爪を剝がした事がないから、何とも言えないが・・・。しかし化膿している様子もないし、何せ爪を全部剥がしているのだから、経過は時間がかかるんじゃあないかな・・・とちょっと見守ってくれまいか?」と言われた。
何じゃい、それは・・?つまり、それは何じゃらホイ?

いやいや・・・見守ってて・・
あんたが、こっちを見守っててよ・・

先週から、カーライルのラジオで仕切りに話題となっている、カーライルに唯一ある総合病院の存続の話。
もう金が無いので医者もナースも助産師も退職させ、人材不足の極みとなっている。
産科病棟も撤退させ、出産希望の患者はカーライルから東西に車で1時間走った場所にある病院に行ってもらえば事足りると決定したものの、現役の助産師たちは「緊急で出産せねばならない妊婦を1時間も車で走らせるのか」と抗議。
今はこれが決定されるか否かとなっているらしい。

これを聞き、内心、良かった・・・もう出産する事もないし・・・と思うのであった。
医療に対し、ますます不安は増すばかり・・

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