物心が付いたときから、うちの実家では「ありがとう浜村淳です」というＡＭラジオが朝から流れているのが常だった。
これを聴きながら支度をし、朝食を取っていた私は、時事ニュースから芸能、映画に至る話題を、浜村淳さんから聞いて育ったのである。
特に好きなのが、浜村淳さんが語る映画話であった。
話題の映画を、まるで目の前で見ているかのような迫力で語り、それはそれは興奮するのである。
有難い事に、ユーチューブでこのラジオ番組が聴けるため、毎朝５時に起きてまず「ありがとう浜村淳です」を付け、家事を開始するのである。
最近、２歳の息子がラジオ番組冒頭の「ありがとう～♬ありがとう～♬ララ、ランランラランラーン♬」を口ずさむから苦笑いである。
今朝は女性タレントの不倫報道についてやっていた。
不倫をした女性タレントは、世の中の特に妻である立場の人から非難やクレームが来るため、ＣＭなどを打ち切る事が多いのだと言う。
既婚男性を誘惑した女は、妻達から敵と見なされ企業が非難されると言う。
数年前、イギリスの学者が先進国の出産事情を調査した結果が新聞に掲載された。
これによると、既婚で出産経験のある女性のうち、実に４０％の女性が夫ではない子供を出産しているというのを明らかにした。
日本で探偵をやっている人が言っていたが、２０年前までは妻が夫の浮気調査を依頼していたのが、今では夫が妻の浮気調査をお願いに来るのが４０％強、妻からの依頼が５０％と、ほぼ半分になっているのだという。
この４０％は偶然の一致なのだろうかと思ってしまう。
もう随分前になるが、私が一緒に働いていた同僚が語ってくれた話である。
同僚の彼氏には兄がいた。
兄は高校の時から付き合っていた女生と２０歳で結婚、４歳になる男の子もいた。
ある時から、兄は自分の息子が実は自分の子では無く、自分の妻と弟（同僚の彼氏）の子ではないかと疑いを持つようになった。
育って行くにつれ、自分の弟に背恰好と顔が瓜二つになっていった事と、息子がやたらに弟になついている事が気になっていた。
結婚前、兄が友達とスノーボード旅行に出かけたときも、実家に自分の彼女が泊りに来ていたし、その時は単純に自分の家族に会いに来ているのだと思っていたが、もしやあの時は弟の部屋に泊まっていたのでは？と疑い始めたら最後。
そう言えば、ある日も自分が帰宅したら、彼女が既に弟の部屋におり、２人でゲームをしていた、漫画を読んでいた、仲良くこたつに入ってお菓子を食べていた・・こんな事が何度もあったが、それはあくまで家族ぐるみの付き合いであるが故・・これが全て疑惑に変わったのであった。
兄は弟に詰め寄り、何度も「本当の事を言うてくれ」と言ったが、弟は絶対に違うと言う。
私は同僚である彼女に「どう思う？」と聞いた。
同僚は「疑う余地なく、私の彼氏にその男の子がソックリやねん」と言ったが、証拠がない。
父親である兄に似ず、弟である叔父に似ている事など、世の中には起こり得る事であるから、家族は兄の訴えを無視。
兄は孤立状態になった。
が、同僚はこの話を聞く前から、兄の妻と自分の彼氏の親密度に疑いを持っていた。
がこれもまた、昔からの知り合いであるが故なのか・・とも、思えん事もない。
あの頃は民間で気軽にＤＮＡ鑑定が受けられなかったが、今は違う。
もう同僚とは疎遠になったから、以後どうなったか分からないが、ＤＮＡ鑑定を受けたのだろうか・・。
浜村淳のラジオを聴きながら、そんな事を思いだすマイナス気温の朝である。
これを聴きながら支度をし、朝食を取っていた私は、時事ニュースから芸能、映画に至る話題を、浜村淳さんから聞いて育ったのである。
特に好きなのが、浜村淳さんが語る映画話であった。
話題の映画を、まるで目の前で見ているかのような迫力で語り、それはそれは興奮するのである。
有難い事に、ユーチューブでこのラジオ番組が聴けるため、毎朝５時に起きてまず「ありがとう浜村淳です」を付け、家事を開始するのである。
最近、２歳の息子がラジオ番組冒頭の「ありがとう～♬ありがとう～♬ララ、ランランラランラーン♬」を口ずさむから苦笑いである。
今朝は女性タレントの不倫報道についてやっていた。
不倫をした女性タレントは、世の中の特に妻である立場の人から非難やクレームが来るため、ＣＭなどを打ち切る事が多いのだと言う。
既婚男性を誘惑した女は、妻達から敵と見なされ企業が非難されると言う。
数年前、イギリスの学者が先進国の出産事情を調査した結果が新聞に掲載された。
これによると、既婚で出産経験のある女性のうち、実に４０％の女性が夫ではない子供を出産しているというのを明らかにした。
日本で探偵をやっている人が言っていたが、２０年前までは妻が夫の浮気調査を依頼していたのが、今では夫が妻の浮気調査をお願いに来るのが４０％強、妻からの依頼が５０％と、ほぼ半分になっているのだという。
この４０％は偶然の一致なのだろうかと思ってしまう。
もう随分前になるが、私が一緒に働いていた同僚が語ってくれた話である。
同僚の彼氏には兄がいた。
兄は高校の時から付き合っていた女生と２０歳で結婚、４歳になる男の子もいた。
ある時から、兄は自分の息子が実は自分の子では無く、自分の妻と弟（同僚の彼氏）の子ではないかと疑いを持つようになった。
育って行くにつれ、自分の弟に背恰好と顔が瓜二つになっていった事と、息子がやたらに弟になついている事が気になっていた。
結婚前、兄が友達とスノーボード旅行に出かけたときも、実家に自分の彼女が泊りに来ていたし、その時は単純に自分の家族に会いに来ているのだと思っていたが、もしやあの時は弟の部屋に泊まっていたのでは？と疑い始めたら最後。
そう言えば、ある日も自分が帰宅したら、彼女が既に弟の部屋におり、２人でゲームをしていた、漫画を読んでいた、仲良くこたつに入ってお菓子を食べていた・・こんな事が何度もあったが、それはあくまで家族ぐるみの付き合いであるが故・・これが全て疑惑に変わったのであった。
兄は弟に詰め寄り、何度も「本当の事を言うてくれ」と言ったが、弟は絶対に違うと言う。
私は同僚である彼女に「どう思う？」と聞いた。
同僚は「疑う余地なく、私の彼氏にその男の子がソックリやねん」と言ったが、証拠がない。
父親である兄に似ず、弟である叔父に似ている事など、世の中には起こり得る事であるから、家族は兄の訴えを無視。
兄は孤立状態になった。
が、同僚はこの話を聞く前から、兄の妻と自分の彼氏の親密度に疑いを持っていた。
がこれもまた、昔からの知り合いであるが故なのか・・とも、思えん事もない。
あの頃は民間で気軽にＤＮＡ鑑定が受けられなかったが、今は違う。
もう同僚とは疎遠になったから、以後どうなったか分からないが、ＤＮＡ鑑定を受けたのだろうか・・。
浜村淳のラジオを聴きながら、そんな事を思いだすマイナス気温の朝である。