旦那の真ん中の兄嫁(豪州人で豪州在住)が自身のフェイスブックに「日本人の野蛮行為」として、イルカ捕獲映像を添付した。
豪州を中心とする嫁の友人達は「これを世界にもっと流し、謝罪させるべき。断固辞めさせるべき」などとコメントし、盛り上がりを見せている。

イルカを食する事に反対であるうちの夫が「ならば英国伝統と言われるキツネ猟は残酷ではないのか?日本だけが残酷なのか?」と書き込んだ。
キツネ猟の映像を見たことがある人も多いかも知れない。
何匹もの犬が1匹のキツネを追いかけ、キツネを噛み殺すのを人間が馬に乗って追いかけるという、何がオモロイのか理解できない伝統文化がある。

アザラシを食べる文化の国民もいて、ウサギや鹿を食する英国人含む欧米人(鹿は日本人も食べている方も多いかも知れない。私も日本にいた頃、フランス料理店で何度も食べていた)もいて、残酷ではない殺生など皆無ではないか?
ましてやキツネ猟に関して言えば、それを食べるためや捕獲目的ではなく、ただ「狩る」ためだけに噛み殺させるのである。

生後間もない羊の赤ちゃんは「ラム肉」として調理され、今や世界中の人がそれにかぶりついているではないか。
嫁もその1人であり、それを言い出したらもう、世の中は殺生を禁じてベジタリアンにならねばならない。

勿論、私もイルカを食べる事もないければ、捕獲する必要もないと思っている。
イルカを見るために水族館には行かないから、別に水族館からイルカが消えても残念に思う事はない。

ただ日本だけが残酷扱いされ、他の国の猟は伝統文化で理解されているのは納得行かない。
互いの国の伝統文化や異文化など、そこに長年住んで初めて理解できる事もあるわけで、私など英国の伝統文化など10年住んでも理解できない。

それをロクに知りもしない女が、ガタガタ言うなと思うのである。
週に7日嫁が喰っているハンバーガーとケンタッキーフライドチキンも、工程は残酷物語であり、ケンタッキーなど数年前には鶏の扱い方が問題視されていたではないか。
それでも世の人は食すのである。

うちの国の伝統文化は許すねん。アンタとこの伝統文化はアカンねんと、論議してもこの話に結論は無いと思う。
互いに全てを分かり合える国など無いのである。

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