今日は午後から、店内にドサドサ溢れて来た中国人観光客。
商品を見ては下に捨て、「拾えー!!コラー!!」と叫びながらも、金は相変わらずガンガン使ってくれるから、エエ客やししゃーない・・愛想笑いで乗り切る。

今や世界の何処にでも旅しているお金持ち中国人。
うちの支店が上海にもあるが、とにかく買いまくる。
そんなわけで、わざわざ中国人のお客様のために、サイズ表なるものがある。
まあ要するに、中国でこのサイズやったら、ここでは○サイズですよーというのが、一目瞭然で分かるやつ。

しかーし!!
そこは英国人の職場・・。
昨日まであった早見表が無い。
そう・・元に戻さないという、例のあの悪い癖である。
朝にあった12本のボールペンは、1日の終わりに全て無くなるという、もう物品がいくらあっても足り無いいい加減さ。
このへんは、もう前の職場で経験済みなので驚きも腹も立たないが、まあ困るわな・・。

今日、全く英語が話せない中国人の団体客が来た。
その中で唯一、ちょっとだけ話せる少年がいて、この少年におよそ25人の中国人客が「あれ聞け」「これ無いのか聞け」とヤイヤイ言い、少年も困っていた。
それをレジにいた私が対応したわけであるが、少年が「中国サイズの3はどれか?」と聞いてきた。

サイズ3・・・ハテ・・?何やろか・・?
こんな時こそ、あの早見表なのに、まさかの紛失。
サイズ3が分からない。

私「子供用ですか?大人用ですか?」と聞いてみた。
少年「子供」と答える。

しかし、子供用サイズの3が分からない。
とりあえず、見せてみた。
通訳してもらっているババアが少年に「ちゃう!ちゃう!もっと大きいやつや!」みたいな事を言うている。

少年は「もう少し小さいやつありますか?」と聞いた。
ならば「これは?」と見せてみると、ババアは何やら少年にまた言い始める。
困った顔の少年は私に「デザインが他にないのか?」と聞いて来た。

私「では、このサイズでOK?」と聞いてみた。
少年は再びババアに確認しながら「ちょっと大きいが別にに良いです。他のデザインはありますか?」と聞いた。

他のデザインを見せるも、ババアは気に入らない様子。
少年は私に「これだけですか?」と聞いた。
私は「ここにあるのみです」と答える。

するとババアは少年に何やら言い出す。
そして少年は「こういうお店には倉庫があるはずですね?倉庫を見せてくれ」と言い出した。
嫌じゃボケー!!
手にとって見た商品を下に投げ捨てるやつに、倉庫なんか1000%見せたないわ!!

そのうち、英語は不可能になり始め、漢字でのやりとりになった。
これが非常にメンドくさい。
私はレジ担当であるから、ズラリと並んだお客様を相手にしながら、その一瞬の隙を見て漢字でのやり取りになる。

少年は再び「中国の34」と言ってきた。
中国・・どんだけサイズ展開あんねやろ・・。
さっき子供が3やったから、34は大人やろうと判断し、「アダルトですか?」と英語で聞いてしまった。
少年は「アダルト?」と聞き返す。
そうか・・アダルト・・大人・・「大人」と書いてみたが「NO」と言う。

んー・・・ほな「成人?」と書いてみたら、「OK」と言った。
おー!!通じたが、大人ではなく「成人」か!

そうして「34」が何なのか、私の横でレジをしていた法学部に通うEちゃんが計算してくれていた。
「さっき中国の3が○サイズやったから、34は○○サイズちゃう?」と計算式を書いていた。

中国サイズの2と3が何なのか分からないのに、何を根拠に出したのか分からないが、結構な計算式で書き記されてあった。
しかし有難う・・Eちゃん!想像であの計算式を書けたアンタは天才や!!
試しにEちゃんが出したサイズを見せてみたが、少年はアッサリ「違う」と言った。
ちゃうんかい!!

私は「34は、あなたの国では男性用サイズですか?女性用サイズですか?」と聞く事にし、漢字で「貴方之国之・・」と書き始めた所で考えてしまった。
サイズて・・漢字で表記したら何になんのやろか・・。
英語もロクに頭に入っていないのに、日本語も思い出せなくなってきている今日このごろ。

日本に住んでいた頃でさえ、サイズはサイズであった。
サイズと言うてたし、お店やカタログ、全ての商品はサイズ表記されていた。
それを改めて漢字で表す・・・と考えていたら、そうか!!とやっと出た!
「寸法や!!」

我ながら「寸法」って・・。
こうして少年に「寸法」と書いてみたら、少年は口頭で「中国サイズの34は、ヨーロッパサイズの○○です」と言い出した。
ヨーロッパサイズ知ってんのかい!!
早よ言えよ!!

あんなに必死に思い出した「寸法」が、ただの恥ずかしい発言になったやんか・・

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