こちらの友人が、2人目を妊娠した。
友人は1人目の妊娠時、40キロも体重を増加させてしまい、6キロ近い子供を産んだ。
勿論、帝王切開である。

40キロと聞くと日本人は「エエー!!」となるが、こちらではそんなに珍しくない事のように思う。
まず、妊娠すると助産師さんが家庭訪問してくれるのであるが、その時、「体重増加は35キロまでにしてね」「理想は4~4.5キロの子供を産むこと」と説明を受ける。

「35キロまで増加OK」と聞けば、前向きな思考の人は「35前後ならOK。ならば40キロでもエエんとちゃうか?」と捉えてしまうと思うのである。

うちの旦那の一番上の兄嫁も妊娠中37キロ太ってしまい、上の子供は6.3キロであった。
陣痛が始まっても全く子供が中で動かず、30時間後に帝王切開となった。
ちなみに下の子は5.8キロであったが、何と自然分娩であった。
旦那の真ん中の兄嫁も40キロ以上太ってしまい、生まれた子供は5キロを軽く超えていた。

こちらに来てから、新生児が5キロ前後というのをよく耳にするため、これが当たり前のようになっているが、日本の医師や助産師と話をすると「アカンで、そんなん!!リスク高いやん!!」と言われるから、そうやんな・・やっぱり人間、40キロ太ったらアカンわな・・と思うのである。

さて、この友人が昨日うちに遊びに来た。
妊娠6ヶ月で既に体重20キロを超えたと言っていたので、笑いながら「また巨大児やわ、絶対」と余裕。

妊婦が太ったら母体にも胎児にもリスクがある事を、こちらの助産師は教えていないのにも問題があると思うが、「子供がデカかったら、帝王切開やったらエエやん」的なお任せ感覚出産が、最近恐くて仕方がない。

ちなみに友人の妹も友人と1ヶ月違いで妊娠したが、既に体重増加20キロを超えているから、再びこの姉妹は帝王切開となる事間違いなし。

国が違えば、こうも出産に対する考え方が違うのかと思うと、日本のように頑張って頑張って体重制限するのが良いのか(良いに決まっているが・・)、こちらのように食べたいものを食べたいだけ食べさせ、自己管理ないまま帝王切開するのか・・
まあ無事に生まれてくれれば良いのであるが・・

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