仕事をしていると、必ず1日に何度も言われる事がある。
それは「この店、暑いわね~・・暑過ぎて、ゆっくり服も選ぶ気がしないわ」と言う言葉。

ああ、そうでっか・・ほんなら、その着てる毛皮脱いだら?と言いたいが、一応そこは「そしたら空調変えてもらうように、事務所に連絡してみますね」と言ってその場をしのぐが、連絡などしない。

なぜなら、この田舎百貨店は300年前の建物であるから、配線や暖房設備が無いに等しい。
クーラーなどないから、夏場は窓全開。
冬はオイルヒーターを付けて置く。このオイルヒーター、温まるのに3時間ほどかかるくせ、1度温まったら、もの凄く暑くなり、消しても数時間は冷えない仕組み。

しかも、コンピューターでコントロールされてるわけでもないく、1個のスイッチを入れたら全館、スイッチオン。
消したら、全館、冷えこんでしまうのである。
だから、そこのフロアだけ暖房を消すなど、そんな最先端なことは無理なのである。

基本、オバチャンはコートの下に服を着すぎているうえ、そこにコート&マフラーを装着するから、店内に入ったら暑いのである。
しかもオバチャンは、カバンを沢山持っているので、コートを手には持ちたくないのか、脱ぐ事は絶対にしない。

「こんな高級品売ってる百貨店の割には、空調設定がメチャメチャね~この店は・・」と嫌味を言うババア。

あんたの国がアナログ過ぎんねん!!
阿倍野近鉄百貨店は、若干田舎やけど、空調はちゃんとしてるわい!!