有名な女性誌の特集記事に、日本で流行っている仕事として「別れさせ屋」「復活させ屋」というのが載っていた。

別れさせ屋は、別れたい相手や旦那の浮気相手の女性を旦那から遠ざけるため、プロの人達がアレコレと手を使い、別れさせてくれるというもの。

復活させ屋は、別れた相手をもう一度取り戻すべく、これまたプロの人達が、アレコレやって、復活させてくれるというもの。

日本にいた頃、こういうドキュメンタリー番組を見たことがあるから、知ってはいたが、身近にコレにお願いしたとか、コレを仕事にしてるというのは聞いたこともない。

記事の最後には、「なぜ日本には、こんな仕事が多いのか」というので締めくくられていた。

記事によると、「日本は世界で1、2位を争うロリコン文化であり、浮気文化である。またロリコン文化からの発達が、援助交際へと発展。しかも、タイやフィリピンなど、アジアで女性を買うのも、日本人男性が世界でダントツである。タイの女性によると、『客の中で最も変体行為を求めてくるのは日本人であり、最年少を希望するのも日本人』という証言もある。こうした事から、このような仕事が日本には多いと考えられる」とあった。

まあ確かに、タイに行く便はオッサン客が目立つ。
タイに行った時、カップルや女性客に対し、スラックス&ポロシャツを来た、いかにも自営業なオッサンの団体と一緒になった事があったが、それはそれはハイテンションであった。

がしか~し!!
アジアで春を買うのは、日本人がダントツだとは思えない。
私がタイのプーケットに行った時、日本人のオッサンは、みんなバンコクで降りて行った。が、プーケットはイギリス人、オーストラリア人、ドイツ人がほとんどで、日本人のオッサンを見る事はなかった。

入るバー全ては、金髪&青い目の西洋人でひしめき合っていた。
連れてる女は、完全にこっちで買ったとみられるタイ女性。

私はそれまで、タイにはそういう場所があることは知っていたものの、もっと特殊な場所でのみ行われていて、道端で女と交渉したり、バーで露骨に女が男に声をかけまくるとは思っていなかったので、男があまりにも露骨に鼻の下を引きずり倒した姿を見たのは、若干キモチ悪かったのである。

数を数えれば、日本人がダントツかも知れないが、そんなことはないと思えて仕方ないのである。