自然のリズムに整える　春には春の、夏には夏の過ごし方

自然のリズムで

春と夏を無理なく

健康的に過ごすための知恵

 

まずは夏からご紹介！

 

マクロビオティックの第一人者

桜沢如一さんのお嬢様

桜沢リマさんに師事された

オオニシ恭子さんによる

陰陽に基づいた

夏の過ごし方

 

 

 

６月　水無月　「陽」

 

湿度が上がり

じめじめとした空気が漂い始めます。

 

食欲不振や胃もたれ

だるさ、手足のむくみなどの

体調不良だけでなく

元気が出ない・やる気が出ないなど

精神面に影響がでる人も。

 

冷たいそばや冷たいうどんを

いただきましょう。

 

細菌が繁殖しやすい時期ですので

おなかを守るためにも

味付けはしっかり塩気を効かせましょう。

 

陰のものばかりでは

からだが冷えすぎてしまうときには

梅酢（やや陽）を取り入れて。

さっぱりするのでおすすめです。

 

 

◆おすすめ食材(陰の食べ物）

いんげん豆・グリーンピース・そら豆

ピーナッツ・ひまわりの種

もやし・ほうれん草・ブロッコリー

カリフラワー・長ネギ・にんにく

しょうが・うり・きゅうり

桃・梨・ぶどう・柿・すいか・グレープフルーツ

豆腐・生湯葉・生昆布

ハーブティー・紅茶・緑茶

ケーキ・寒天寄せ・米飴・甘酒

米飴とは

その歴史が古く

米と麦芽を糖化させて作る甘味料

 

 

 

 

７月　文月　「極陽」

 

外を歩くと大汗をかき

クーラーのきいた

家の中や仕事場、公共機関では

からだが冷えきるなど

体温調整が難しく疲弊してしまいます。

 

夜は暑さで寝苦しく

なかなか疲れも

取れないのではないでしょうか？

 

スイカ・きゅうり・トマトなど

夏野菜がからだを冷やしてくれますが

消化機能が低下する時期なので

摂り過ぎにはご注意を。

 

生だけでなく

さっと火を入れて食べてもいいでしょう。

 

◆おすすめ食材(極陰の食べ物）

ぎんなん

なす・トマト・もやし・じゃがいも

ピーマン・生しいたけ・きのこ類

バナナ・マンゴー・パイナップル

パパイヤ

豆乳

ジュース・炭酸飲料・ミントティー

コーヒー・抹茶・スムージー

酵素ドリンク

アイスクリーム

 

 

 

 

８月　葉月　「陽」

 

たくさん汗をかき

エネルギーを消耗する月。

 

冷房のかかっている

場所ばかりにいて

汗が発散できないと

体内に余分な熱がたまり

不調の原因となります。

 

しっかり汗をかいて

必要な水分を摂りましょう。

 

ですが

立秋に入り

少しずつ朝夕の気温は

秋の気配になったら

水分の摂り過ぎには注意しましょう。

 

９月に入って

急に風邪をひきやすくなるのは

この時期にたまった水分が

発散できないためです。

 

◆おすすめ食材(陰の食べ物）

いんげん豆・グリーンピース・そら豆

ピーナッツ・ひまわりの種

もやし・ほうれん草・ブロッコリー

カリフラワー・長ネギ・にんにく

しょうが・うり・きゅうり

桃・梨・ぶどう・柿・すいか・グレープフルーツ

豆腐・生湯葉・生昆布

ハーブティー・紅茶・緑茶

ケーキ・寒天寄せ・米飴・甘酒

 

 

 

 

陰陽に基づいた

春の過ごし方

 

 

３月　弥生　「やや陰」

 

気温が上がるとともに

新陳代謝が高まり

新しい細胞をつくろうと

からだにエンジンがかかる時期

 

肝臓の働き

排泄作用が活発になり

肝臓をサポートする野菜

よもぎ・ブロッコリー・みつば・セロリ

酸味のあるいちご・柑橘類も

ほしくなってきます。

 

 

◆おすすめ食材(やや陽の食べ物）

ひえ・粟・きび・赤米・黒米

赤えんどう豆

麻の実・白ごま・えごま

ごぼう・にんじん・山芋

染み豆腐

ひじき・あらめ・かじめ

海魚・貝類・甲殻類

茎茶・小豆ヤンノー・ハブ茶

せんべい

 

 

 

 

４月　卯月　「中庸」

 

気持ちがいい気候ですが

新学期や新年度など

環境が変わる時期でもあり

体調を崩してしまうこともあるでしょう。

 

春の新鮮な野菜

グリーンピース・からし菜

旬の海藻類

わかめ・のり・ひじきを

いただくといいでしょう。

 

 

◆おすすめ食材(中庸の食べ物）

玄米
ひよこ豆
アーモンド・栗・かぼちゃの種・ヘーゼルナッツ
かぼちゃ・長いも・芽キャベツ・れんこん
ベリー類（ブルーベリー・ラズベリー）
レモン・金柑
油揚げ・厚揚げ・がんもどき
のり・岩のり・青のり・干した昆布
川魚（アユ・イワナなど）
番茶・ルイボスティー
麩・くず

 

 

 

 

５月　皐月　「やや陽」

 

「五月病」という言葉があるように

ストレス（陽）がたまりやすい時期。

 

たっぷりの旬の野菜を

レモンや梅干しのドレッシングでいただくと

酸味がリフレッシュしてくれるでしょう。

 

主食には

植物繊維が豊富な麦を

少し交ぜるといいでしょう。

 

 

◆おすすめ食材(やや陰の食べ物）

とうもろこし・麦類・餅・キヌア

小豆・大豆・黒豆・レンズ豆

くるみ・松の実

里芋・さつまいも・大根・かぶ

白菜・キャベツ・小松菜・玉ねぎ

りんご、みかん、いちご、あんず

納豆、テンペ

わかめ、ふのり、寒天、あおさ

ほうじ茶・玄米茶・麦茶

こんにゃく

 

 

 

 

以上になりますキラキラ

 

 

 

秋の過ごし方はこちら

冬の過ごし方はこちら

 

 

 

自分のからだが

真に求めているものをいただくと

実においしく感じられるものです。

 

からだの声に耳を傾け

からだの毒とならないような

食材の選び方・買い方を

見直して下さい。

 

 

 

このようにおっしゃっており

ほんと、その通りですね！

 

 

 

そして

明日からは

女性の年代別の食養生を

お届けさせていただきますキラキラ

 

女性ならではの

人生の時間をどう捉え

意識すべきか書かれていて

こちらも参考になりますので

よかったらご覧下さいませキラキラ

 

 

 

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＠埼玉県ふじみ野

池田恵子

 

 

 

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