初めての作家さん
「友達以上恋人未満」に
前置きとして
万人受けする主人公ではないと思いますが
良かった
以下、ネタバレあります
あらすじの通り
主人公には同棲相手がいて、愛人がいるので
この時点で「共感できない」と
思う人もいるかもです。
（しかも先輩）
え？そんなことってありえる？みたいな。
異性との友情は、
私自身としてはあり得る！と思いますが
継続するのが難しいこともありますよね、、
↓この小説の中で、
男ともだちとの関係を崩してしまい
「そういう慰め方しか知らなかったから」と
言われるエピソードがあるのですが
「友達以上恋人未満」に
カテゴライズされてしまうと
いずれ、壊れる可能性がある
関係なのかなと。
小説内でも「恋人候補」という
言い方がされていましたが
一般的には、同性の友人は
恋人候補にならないのと同じく
お互い決して
恋人候補にはならない相手とだったら
「ともだち」になれるのでは？
・・・だから、私は
同年代より年配男性のほうが
楽なのかもしれないです。
年齢的に上下関係があるので
「ともだち」と言いづらいですが
恋人にはならないので。
※念のため、前提として
私を愛人候補にされる方とは
仲良くなりません
私は、今までの人生で１人
「クラスメイト」「サークル仲間」を越えて
とても仲が良くて
でもお互い恋愛感情は無い
男ともだちがいたのですが
大学卒業後、連絡が途絶え
結婚式にも呼んでもらえず
奥さんからしたら
「夫の女友達」は
不安な存在かもしれないので
しかたないなと分かっていても
寂しい
奥さんも私の後輩で、
付き合う前にずっと相談にのってましたし
私の台詞を勝手に
口説き文句に使ってたんだから
（一応、後で
「これ、もともとは
りんごさんが言ってたことなんだけど」と
言ったらしいです）
仲人として結婚式くらい呼んでくれても
と、久しぶりに
Ｋくんのことを思い出しました
名前を検索してみたら
奥さんと一緒に
バリバリ働いているみたいでした。
良かった
小説の話に戻りますが
こんな男ともだちがいるって
私も倒れるほどうらやましいです
（帯の、書店員さんの台詞です）
でも、そもそも女ともだちも少ないので
数少ない、私と付き合ってくれるともだちを
大切にしたいなと思いました
