マチネの終わりに～に見る運命と宿命論

いつもたくさんのお電話そして対面鑑定もありがとうございます。

先日、映画の試写会にご招待いただきありがたくお伺いさせていただきました。いつもなら原作を読んでから行くのですがこのところのバタバタで本は後からにしようと、いきなり映画から。
平野啓一郎さん原作の「マチネの終わりに」
福山雅治さんと石田ゆり子さん主演の大人の恋愛映画です。
ネタバレしない程度に感想を。
（でも少しはバレるかも？）
パリの雰囲気が素敵な中物語が進むためスクリーン見応えあり。
40代の成熟した大人の恋愛が描かれるいるのだけど、40代って恋愛をあきらめる人も沢山いる中、この美しい大人な2人が夢を与えてくれる素晴らしい映画です🎞
石田ゆり子さんがただただ美しく福山さんも特にラストシーンの爽やかな雰囲気も素敵💕お二人共実年齢にはまず見えず、ゆり子さんはナチュラルに年を重ねていらして、不自然な整形やメイクやファッションをしてないのが素敵、本当に笑顔が可愛い❤

個人的には桜井ユキさんのとことんな演技はある意味この映画の中では大成功かもと思いました。
内容は、、、
運命や宿命恋愛にはやはり強い思いだけではなくタイミングも大事。
タイミングが良いというのもまたご縁なのですよね。
でもどんな壁があろうとも運命ならば？というロマンチックな話。
ほんと運と縁とタイミング。
一番怖いのは女の念。
実はかなりドロドロした部分もあるのだけど、そこまで強烈には映画では描かれてないが小説だとどうなんだろうか？
そして事実を知ってからどうなるのか？
家族を変わらず愛せるのか？
ラストシーンのあとどうなるのかが、めちゃくちゃ気になる。。
観客に想像させるつくりになっているけど、
小説も読んでみよう！と改めて思いました。

一番好きなシーンは、ゆり子さん演じる
「あなたはそれで幸せなの？」
のシーン。。。
（見た人ならわかる）

後からパートナーさんから、どうだった？ハッピーエンドなの？2時間恋愛映画なんて時間もつの？と聞かれたけど、もちろんこれが持つし不幸なシーンもあるんだよと説明したら、不幸って？何が君にとって不幸なの？と聞かれた。

幸せなんて人と比べるものではないよね、結局、自分が与えられた範囲内でベストを尽くすだけで。上を見ても下を見てもキリがない。多分でも私を不幸なヤツと思う人もたくさんいると思うよ世間では、多分でも振り幅両方見てきた気がするよ。だから今の仕事が出来ると思うよ、と言ったら笑われたけど。