いつもたくさんのお電話そして対面鑑定もありがとうございます。
電話占いWILL、占いの館ウィル東京池袋店の天河りんごです。
さて、本当によくいろんな人たちから聞くセリフなのだけど
「なんで自分だけこんなに不幸なのだろう」
「なんでこんなに頑張っているのに私だけが不幸なのだろう」
もちろんそれって人それぞれの感じ方だから自由なのですが、その考え方だと決していつになっても幸せにはなれないのではないかと思うのです。(人と比べるなとかそういう話ではありません、なぜなら上を見ても下を見てもきりがないからです)
何を隠そう私も同じ考え方をずっと若い頃はしていたのです。
私が子供の頃の話。
「なんで私だけがこんなに不幸なんだろう」
「なんで私はこんな田舎に生まれたんだろう」
「なんで私はこんなにチビでブスに生まれたんだろう」
「なんでママはこんなに厳しくて、怖くて、怒ってばっかりで、毎日なんで私を全否定するんだろう、なんでママは弟ばかりかわいがるんだろう」
「なんで学校の先生も親もこんなに殴るんだろう」
(田舎だからか昔の時代だからか、当時は教師の暴力が当たり前の時代でした)
そういった環境だったから無理もないのかもしれませんが、ひねくれてひがみっぽい子供でした、笑。ひねくれた考え方しかできない素直じゃない子供だったからか、ものすごいいじめられっ子でした。
今だと、親も教師もクラスメートも、みんな未熟な一人の人間だから仕方ないと思えるのですけどね。当時は、なんでこんな家や土地に生まれたんだろうと全てを恨めしく思っていて、いじめを苦に自殺したいといつも思っていました。
でも、それは悪いことだけではなく、自分自身のコンプレックスやハングリーな部分が、絶対都会に出てやるとか、いい大学に行ってやるとか、テレビに出る仕事をして田舎の自分をバカにした人たちを見返してやるとか何らかの向上心につながっていたのかもしれません。子供だった私はテレビというツールでしか都会というものに触れることはできず、このきらびやかなテレビの中に入ればきっとキラキラした幸せが手に入ると思い込んでいたのです。今思うと浅はかな考えで、おバカさんなのですが・・・
そもそも、場所がどこであろうと、田舎だろうが都会だろうが、学歴があろうがなかろうが、どんな仕事であろうとも、幸せに心豊かに生きられる人はたくさんいますからね。
まあそんなわけで私自身は、当時思い描いていた夢はある程度全部かなえて、公共と言われるメディアでたまたま日本全国色々な土地で取材の仕事をさせていただき、ニュースや情報番組バラエティTVショッピング色々な番組に出たりアンダーグラウンドな世界の人たちの取材をしたり、今はなぜか占い師市として色々な方の相談に乗るお仕事をして、自分の経験だけではなく、とにかくたくさんの皆さんのお話を聞いて見てお会いしていて思うのですが・・・
美人だから幸せとは限らない
イケメンだから幸せとは限らない
大金持ちだから幸せとは限らない
家柄が良いから幸せとは限らない
結婚しているから幸せとは限らない
出産したから幸せとは限らない
高学歴だから幸せとは限らない
名誉職だから幸せとは限らない
若いから幸せとは限らない
都会に生まれたから幸せとは限らない
・・・
これほんとに事実です。
なぜならこれらが無くても幸せな人をたくさん見ているから。
そして色々持っていても全く幸せじゃない人もたくさん毎日見ているから。昔の自分は絶対にわからなかった。無いものばかりを数え、有る人を羨んでばかりいた当時はわからなかったのですよね。~があればきっと幸せに違いないと、勝手にそのせいにしていた。
もともと持って生まれた人も、そうじゃない人も、本人の考え方や引き寄せ方によって、幸せにもなるし不幸にもなる。
たとえばお金があって恵まれた家柄に生まれて甘やかされて苦労せずに育ったがゆえに
だからこそ、社会に出てから世間知らずだったために大きなミスを犯してしまったりだとか、美人だと絶対的に男性たちから声がかかる人数も多いけれど、容姿目当てや、身体目当てや、そこに発生するメリットのお金目当てや、とんでもない詐欺師みたいな大人たちが寄ってきてそこに引っかかったりだとか、危険な率も上がるわけです。
お金が有り余っていても、究極的にはお金では愛は買えないから(誰かの時間は買えても)、全く幸せじゃなかったりとか。こちらもお金目当てで寄ってくる人間関係にも要注意ですよね。(もちろん本人が良ければそれで良いのですが人間て不思議でもっともっととなるわけです)
結婚もそう。仮面夫婦、浮気、不倫、セックスレス、出産したらしたで今度はお受験、ママ友との戦い、教師との軋轢、長い長い色々な大変な出来事や悩みは尽きないのです。
でもそれも学びであって、その人それぞれが人生のどこかの地点でつまずいたり、傷ついたりして、そこからまた成長していく、それがその人の人生の宿題なのですね。
この世の中というのは良い悪いという二元的なものではないのです。
ただ、この世の中の仕組みとして陰と陽というのは確かに存在し、
何か突出した陰があれば同じぐらいの陽でもってバランスを取る。
逆も然り。
なので、結果的に世の中というのは理不尽に見えることもあるけれど、バランスは取れていたりするのです。結局人生は陰と陽。
たとえば芸能人でも、すばらしい結婚式など最高の瞬間をテレビでパパラッチされていたかと思うと数年後に落ちぶれた姿を特集されたり。これはほんの一例のわかりやすい陰と陽です。
いくら人のせいにしても結局自分で撒いた種は自分で刈り取らなければならない。「幸せ」というものの正体も、自分の心のありようだけだったりします。心の満足度ですね。
同時に「不幸」もそう。あなたの今感じている不幸も、他人からみれば幸せに映るかもしれない。でも、本人がそう思っている限りはそれが絶対的なのです。
私が幸せ?実感できたのはある程度人生経験を経て中年と言われる年齢になってからかもしれません。
もちろんそれは、色々手に入れたからでも何でもなく、
むしろ20代の方がものすごくキラキラした仕事を世間的にはしていたし、もちろん容姿も20年前のほうがキラキラしていたし(当たり前ですね)
でも何も幸せとは思えなかった。心のありようが健全じゃなかったのでしょう。当時は1分1秒を争う報道の仕事をしていて競争社会で、それが面白かったけれど、当時の仲間、特に女性たちは男性並に仕事をしてきたせいで何かを犠牲にしてきたような気がします。
あるものよりも無いものばかりを数えては、まだ足りない、まだ足りないと、不満に思って走り続けていたように思います。結局全ては手に入らないのです。
実はでも私は何も自分の人生に後悔は何ひとつないのです。むしろそれが必要な流れだったし、そのおかげで人には出来ない経験をたくさんし、人が見ないであろう世界をたくさん見て来て、だから今の仕事ができているとも思っているのです。私自身は自分でいろいろなことを見て経験しないと理解できないタイプで上も下も全部自分の目で見て確認しないと世の中の仕組みを理解できなかったのでしょう。
今になり、色々なものが失われ、何よりも肉体的な老化とか健康の重要性を痛いほど感じ、失ってはじめて当時当たり前だった重要性を知るという。健康で生きていて、おいしくご飯を食べられてあったかいお風呂に入れるだけで幸せだと感じるのですよね。動物がそばにいて、花を綺麗だと思ったりとか、そんな当たり前のことを幸せと思えるような心の余裕がある生活は送ったことはなかったし。人としての基本的なことですね。これを幸せと思えるか。
もちろん仕事があることだけでもありがたいと思っています。
幸せは本当に心のありようひとつで決まるのです。
今はなので、当たり前のことに対して感謝という気持ちを持てるように自然になっていって、不思議なのだけれどそんな風な考え方になってからは人間関係も環境もどんどん変化してきました。ここ数年は器の広い人が周りに多くなってきたかな。というか人生折り返し地点をすぎて疲れる人との付き合いはしなくなった。
結局環境を選んでいるのは自分で、不満ばかり言っていたとしてもそういった世界が好きだからそこにいて引き寄せているのです。他人は変えられないし。
今、とても若い20歳前後のお客様もたくさんいらしてくださり、一緒に恋愛についてのラインの内容を考えたりとか、本当に楽しく嬉しく思います。昔の自分が今の私に相談してきたら何と答えるのかな。
でもやっぱり、若い自分は心身ともに疲弊しながらも競争社会で頑張ったかもしれません。その環境を選んだのも自分だし、自分に必要な経験だったのでしょう。
もしかしたら、あなたも、視野をちょっとだけ広げ簡単な第一歩を進めば案外楽に幸せになれるのかもしれませんよ。
そのお手伝いができれば幸せに思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
天河りんごでした。
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