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天河りんごです
前回の続きになります
本当はこういった題名は好きではなく、日本のロリコンもてはやし主義といった風潮に警鐘を鳴らしたくて敢えて書いていたりもする記事なのですが。
さて、私個人ももう40代半ばのアラフィフですが、やはり20代の頃年をとるのがとても怖かったのです。
20代後半当時のある日のこと、マスコミの某局にいた私に、その局の局長さんが政治部あがりの記者で、接待で政治家の方々が御用達の料亭やクラブを使っていて、そこによく私たちのことも連れて行ってくれました。
ある日、局長さんが私たちを、某政治家の元愛人さんがママとして経営しているというすごく品の良いお店に連れて行ってくださったのですが、もっと愛人さんって色っぽくて「ザ・女」って感じの方を想像していたら、和服をびしっと地味目に着こなしてサバサバしたお考えのママさんでいらして(たぶん当時でもう60歳前後だったと思います)世の中の酸いも甘いも色々見てきたんだなぁと、当時の私にとっては衝撃で、芸者さん出身で、ものすごく有名な名前は出せませんが、某政治家さんにその店を出してもらったとか。そのママさんから言われた言葉で今でも覚えている言葉があります。
局長さんは、当時、その局の総務部かなんかにいらっしゃった男性局員の独身の方をその場に呼んでいて、独身で三十路一歩手前の私と、くっつけようとして必死だったのですが、私からしてみたら全くその男性社員さんはイケてなくて、やだなぁと逃げていたのです。(今思うととっても贅沢な話ですが、まだ20代の私は若さに自信があったのでしょうね。愚かですね)
ママさんはそれを察して
局長さんと私に
「あのね、女性はいくつになっても相手選びにおいて、妥協しちゃいけないのよ。男性はいいの。妥協するぐらいで。男性はね、男性のほうが優しいから、ある程度幅広く愛を与えられるし、優しくできるの。でも女性はダメ。好きな人じゃないとね、妥協しちゃダメよ」
と言ってくださって。
なので私が
「でもこのまま妥協せずに年をとって40とかになったらどうしよう、って思うんです」と、正直に言ったら、
「あのね、ちゃんと生きてれば、ちゃんと30には30歳なりの、40歳になったら40歳なりの、50歳には50歳のあなたなりの、相手が現れるから大丈夫」
と言ってくれて、そうかなぁと当時はすごく思ったのですが、
今実際40代半ばになった私は、何のことはない、その通りだったな、と、思うのです。
私の周りの美魔女先輩たちも、結婚していても、いなくても、どっちだろうと、みんな恋しているし、パートナーもいる。もちろん自分が恋愛を求めていなくて、一人の人もたくさんいるけど、それは心の底から求めてなかったり、変化を恐れて行動しなかったり、もしくは、現実を見ないで自分に本当に合うわけではない人(夢みたいな人)ばかり追い求めていたら、それはいくつになっても恋愛や結婚できなくても当たり前です。
ちゃんと自分らしく輝いて生きていて、パートナーを求めていれば、年齢にかかわらず、自分に合った人がちゃんと用意されている。そういうものなのです。
婚活って大変だと思います。
婚活女子の相談もたくさんあるし、皆さんそれなりに断ったり断られたり、嫌な思いもたくさんしています。でも、女性には出産というタイムリミットがあるから、それはそれで焦るのも仕方ないと思うのです。
その上で婚活や結婚相談所やネットなどを利用するのは素晴らしいこと。
年齢によって差別や区別されるのは現実かもしれないけれど、現実をきちんと受け止め、受け入れた上で、妥協せずに相手選びはおおいにじっくり考えれば良いのですよね。
今思うと、40代の今よりも30代のほうが、おばさんとかババアとか、たくさん言われたり、ひどい扱いを受けていた気がします。もう40代になると、おばさんはおばさんなので、誰も当たり前すぎておばさんとも言わないし、だからなんだって感じです、笑。
そういう意味では、市場価値よりも、年齢に沿った自分価値を大事に生きるほうが、うんとパートナーや結婚も引き寄せられるのではないかと思うのです。
妥協、という言葉がありますが、「足ることを知る」というのはとても大事です。自分に合ったパートナー選びをしなければなりません。
地に足をつけてじっくり考える。それは妥協ではありませんよ。
ふわふわとした夢みたいな恋愛ではなくて本当のパートナーシップとは何か、ということを考える必要があるのです。
(別に単なる恋愛でOKならふわふわしていても大丈夫ですが、実際同居するとか結婚したいという場合の話です)
そういえば、そのママさんが歌もうたってくれて、それが美空ひばりで素晴らしくうまくて、今の私でも、まだまだあんな深い歌はいくら練習してもうまく歌えないのです。ボイトレにも行っていた頃も、美空ひばりだけは上手くならなかった。ひとりよがりになってしまう。
きっと美空ひばりをあのママさんのように人に聞かせられるぐらいうまく歌えるようになる頃には、きっともっと今よりも女性としての深みが増している自分になってから、そしてそうありたい、、、というのが目標です。
いくつになっても、進化しなくてはならないですからね。それは恋愛戦線だけではなく自分の中での価値を高めるために、ということですけれどもね。
ちなみにそのママさんに私が
「ママさんは今パートナーはいるんですか?」と聞いたら
「ずっと一緒に暮らしてる男がいたけど、追い出してやったわ、今はもう、ひとりがいいし、せいせいしているし、恋愛?もういい」
みたいなことを笑って余裕でおっしゃっていました。
年齢を経て、たくさん恋愛をしてきて、自分的な価値を高め過ぎるとそこに行きつくのかもしれませんが。要は、もう恋はお腹いっぱいです、いりませんーってなっちゃう。そこまで恋をたくさんしてこれたらそれはそれで幸せなのかもしれませんね。
だって、恋愛って実はひたすら面倒くさいものではありますから。でもその面倒くささを超えてでもパートナーの存在価値があるかどうかっていうことなのですよね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日もあなたとお話できるのを楽しみにしております。
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