リスク・マネジメントを徹底していますか?
■セミナーや講演会を通して
経営者の方々と
お話をする機会が多い中、
少し前から気になっていることがあります。
■3.11のあと、
諸々の問題が多発し、
企業は、これらの反省点を生かすべく、
リスク・マネジメントの徹底に
高い関心がありました。
■ところが今、
その関心度が低くなってきている
企業もあるように感じるのです。
もしそうだとすれば、
こんなに残念なことはありません。
■経営者的思考があれば、
まず「最悪のこと」を想定し、
その対策をきちっと行い、
守りを固めた上で、
攻めのビジネスをすることが基本中の基本。
■これは厳しい時代になればなるほど、
肝に命じておかなければならないことです。
■第2次世界大戦で敗北した
日本軍を取り上げた
『失敗の本質』(中央公論社、組織マネジメントの
ヒントがつまっています)
ではないですが、
「最悪のことなんて起きない(はずだ)」
「よって、そんなこと(危機管理)に、
時間とお金を使うなんて効率的ではない」
といった考え方は本当に危険ですよね。
■また、戸田洋正氏(ジャパン・コアコンピタンス・マネジメント社)
が興味深い記事
【欧州ビジネスインサイト】
『何故、日本企業はリスク・マネジメントに弱いのか』
を書かれています。
■日本人はリスク・マネジメントを
「Risk Prevention(危険の未然防御措置)」
と混合してしまっているケースが多いとか。
詳細は下記の記事の通り↓ ↓ ↓
リスク・マネジメントとは、災害の発生や損害を完全に防止すること
ではなく、常識を超えた事態に遭遇しても損害を最小限に食い止め、
顧客や従業員・会社の資産を守り、災害からの立ち直りをしやすくする
ことを目的として、日頃から緊急時の代替手段や手順を整備しておく
行為をいう。つまり、「リスクをマネージする」のであって、
「Risk Prevention(危険の未然防御措置)」と
「Risk Management」は異なる。
福島原発の例で言えば、防波堤を建設するのは
「Risk Prevention」で、
非常用発電機を安全な場所に設置しておくのは
「Risk Management」だ。
日本企業の中には、残念ながらこの2つを混同し、
「Risk Prevention」を行っただけで安心し、
「わが社は十分なリスク・マネジメントを行っている。それでも被害が
出たら、それは想定外で不可抗力だ」と考え、
実質的なリスク・マネジメントが不十分なところも多々見受けられる。
もちろん、自然災害や革命・暴動、金融危機などの発生を一企業の力で防ぐ
ことなど不可能だが、安易に「想定外」という言葉を使うことにより、
そこから先の思考が停止してしまい、被害を極小化し、早期復興させる
ための工夫をする努力を怠っているようだ。(以上記事より一部抜粋)
■あなたの組織はいかがでしょうか。
リスクヘッジ対策は十分行なっていますか?
問題に対して対症療法になってはいませんか?
今一度、リスク・マネジメントについて
再確認をするときかもしれません。