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 今回のイベント参加では、売り手としての手ごたえがありました。販売冊数は26冊(13×2種類)で、しかもほぼ初見のお客さん。他のサークルさんはもっと売れるのかもしれませんが、春の関西コミティアで10冊も売れなかった身としては小さな感動体験と言えます。
 前回の反省が生かせたと思うのがポップで、A4アクリル板のスタンドを置いていたのですが、そこには
『――N氏の飼い猫は、地球外生命体だったのだ!』
 というキャッチを書いておきました。少なくとも通りがかった方が2人はこのポップを見て真っ直ぐ足を伸ばしてくれたんです。僕の本は一貫性がなくて、コメディーから純文学風のお話に時代劇まで様々な掌編の詰め合わせなため、たいへん人に説明しにくいです。そこで前回はポップに本のタイトルとか、7つの掌編が入っているとかつらつら書いていたのですが、大切なのはやはり具体的な本の内容です。要するにあらすじなわけですが、7つ分のあらすじは書ききれないので、1つだけ表題作を選んでこんな風に一言で表すのが効果的だと確信しました。人の興味を引くのはとにかく具体的な情報なんですよね。
 例えば「優しくて動物好きな人」と言うよりは、「猫の里親になって3匹も飼っている人」と言った方が伝わる。


【A4サイズのポップ】

 上記の自分の本に加えて、僕の所属する『ショートショート研究会』の本も同じくらい売れました。

 
【ブースの机に3枚も吊していた『ネコ氏の遊園地』ポップ】

 関西コミティアのときは元々マンガやイラスト集を買いに来ているお客さんばかりで、新参サークルの小説に興味を抱いてもらうのが難しく、ほとんどお客さんと会話することができなかったのですが、今回はたっぷり話ができました。うちのサークルには現在、僕の個人本とショートショート研究会のネコをテーマにしたアンソロジー本の2種類があるので、大体どちらを買おうかなとお客さんが迷います。そこで僕は「こちらがネコ度100%の方で、こちらがネコ度30%です」と冗談交じりにするのですが、「じゃあ100%の方にします」と個人本じゃない方を買って行かれるパターンが多かったです……どっちが売れてもいいんだけどね(・ワ・)
 海のものとも山のものとも知れぬ僕の本ですが、”ネコ”というたった一つの属性を頼りに皆さん買ってくれたのかもしれませんね。ネコは偉大です。

 2種類の本の装丁は、どちらも基本的なコンセプトとして、『個性的な本』よりも『市販の文庫本』を目指しました(表紙絵の個性は滲み出てますが)。その甲斐あってか、学生のサークルの応援に来ていたらしき、どこかの大学の先生が手にとって、ぱらぱら捲ったときに「うちの学生の本と違う……!」と目を丸くしていらっしゃいました。「岩波文庫みたい」とも。嬉しいですね、一頁の行数文字数、字送り行送り、ノンブルなど、満足のいく体裁に整えるまで幾晩かかったことか(^_^;) 苦労が報われました。

(つづく)