変形性股関節症―発想の転換が必要かも | WillLaboのブログ

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WillLaboは、東京の両国にある、リハビリスタジオです。
運営しているのは、作業療法士の山田 稔です。
気軽に、ヒゲ先生とお呼び下さい。
靴専門の理学療法士中田 翔が「既成靴の調整」によって、戻りづらい身体を保つお手伝いも始めました。

本日、患者さんからレントゲン写真を送っていただきました。
WillLaboにおいでいただくのに、レントゲン写真があったらもってきてください、とお願いしたところ、忘れると困るから先に送ります、とメールで送っていただきました。

拝見すると、股関節は確かに臼蓋と大腿骨頭がくっついている個所がありましたが、同時に骨盤が傾いていることが気になりました。

もともとなのか、股関節の痛みを我慢しているうちに傾いてしまったものかは確認しなければならないのですが、どうも、骨盤の傾きと臼蓋と骨頭がくっついている個所の角度がちょうど合うように見えたのです。

つまり、骨盤が傾いているから骨頭が臼蓋にくっつくような角度が生じてしまった、とも考えられるようなレントゲン写真でした。

股関節症の前駆症状で、膝の痛みや腰の痛みがあるとよく言われましが、もしかしたら、腰や膝の痛みを生じているカラダの傾きや、バランスのとり方の癖が股関節症の原因なのではないか?と以前から考えておりました。

しかし、WillLaboにおいでいただく方の多くが、痛みを生じて、変形性股関節症と診断されてから、数年(中には数十年)経っている方で、股関節の状態も明らかに軟骨が確認できないくらい臼蓋と骨頭の隙間がない方なので、確信が持てないでおりました。

さて、仮に股関節症が腰痛やひざ痛などを引き起こしている、カラダの傾きやバランスのとり方の癖が引き起こしている状態であるとすると、これはもう、早めの手当てがとても大事になります。
また、股関節症と診断されたらできるだけ早く、股関節ではなく、カラダの歪みを取り除き、バランスのとれたカラダにできたら、股関節症は予防出来ると考えられます。

勿論、腰痛やひざ痛を持っている方が必ずしも股関節症になるわけでもないので、何かもういくつか要因があると思われますが、特に、最近注目しているのが、股関節周囲の筋肉の働きが弱い方が多い、ということです。

股関節周囲の筋肉の働きが弱いところへ、骨盤が傾いて、骨頭に偏った体重が加わることで、軟骨に傷がつき、炎症から骨頭全体の軟骨破壊に至る、という筋道は、なんだかありそうな話です。

どこかに、共同で研究してくれる整形外科医はいないものでしょうか?

股関節症についての新しい見方ができるかもしれないと思っています。
どなたか、作業療法士と情報交換していただける医師がお出ででしたらご連絡下さい。

東京都墨田区両国でリハビリスタジオを運営している、山田と申します。

WillLaboからのお願いです。