変形性股関節症の痛み―殿部と鼠径部の痛みに対する新しいアプローチ | WillLaboのブログ

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殿部(お尻)と鼠径部(股関節前面、ないし、股の内側)に同時に痛みを訴えられる方が多いですね。

少し前は、大腿直筋(膝をのばす筋肉のうち、一番長い筋肉)の短縮と考え、足を上げておいてからゆっくりおろし、足の重さで筋肉の長さを取り戻すようにアプローチしていました。

勿論、これが間違っていた、というわけではないのですが、もっと効率よく、より早く、より確実に解決できそうな方向が見えてきました。

まだ、確認できた人数が少ないので、自信をもって、『コレダ!』、というところまで行っていませんが、いい線行っていると思いますよ。

その考え方とは、肋間筋を伸ばす、というもの。
変形性股関節症の方の多くが、猫背になっています。猫背になっているのは、見た目は背中が曲がっているようですが、実は肋骨の間にある肋間筋
が短くなって、肋骨の間が狭くなっている状態なのです。

肋骨の間が狭くなってしまえば、肋骨と骨盤の間が十分に開くことができず、股関節の運動性を邪魔してしまう結果になると思うのです。

ですから、股関節の動きをよくするために、肋骨の間を開く、というアプローチを最近始めました。

今のところ、結果は上々。股関節の可動性を解決するのに、一役買っています。股関節の運動性がよくなるということは、前述の大腿直筋も早く活動して長さを取り戻すことができるわけです。

難しいことはともかく、新しいことを思いつくと楽しいですね。どんどん、症例数を増やして、確実な技術になるよう頑張ります。

技術開発も私の大切な事業内容。
皆さんに良質なサービスが提供できるよう日々研究に余念がないWillLaboでした。