変形性股関節症ー『長く座っていると、立ってすぐに歩きだせない』、について改めて考えます。③ | WillLaboのブログ

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WillLaboは、東京の両国にある、リハビリスタジオです。
運営しているのは、作業療法士の山田 稔です。
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靴専門の理学療法士中田 翔が「既成靴の調整」によって、戻りづらい身体を保つお手伝いも始めました。

『長く座っていると、足が固まってきてしまう』、と訴えられる方に、電車の中でどのように対応されているかお聞きしたところ、『立ち上がる数分前から、貧乏ゆすりのように足を動かす』、『途中で一度立って、足を動かす』、など、長く座っていて固くなってきたときのことをお伝えいただきました。
皆さん、いろいろ工夫されていて、感心してしまいます。が、私はできれば長く座っていても固くならないようになっていただきたいと思っています。

先日、成人女性のカラダにゆがみについて書きました。もし、あのような体の歪みが緊張して座っている状況を作り出し、緊張しているから筋肉が固くなってきてしまうのだとしたら、座っている姿勢に気を付けてみたら長く座っていても足が固くはならないのではないだろうか?ということを考えているのです。

モデルの方は、長く座っていると腰がだるくなるので時々腰を伸ばす、と言っていました。この時、彼女は“腰の骨”を伸ばすように(つまり、カラダをそらせるように)腰の骨の周りの筋肉を緊張させています。

私は、この方は勘違いしているなあ、と思うのです。

以前、腹横筋など腹部についている筋肉の話を書きましたが、覚えていますか?4月5日に書き込んだ、姿勢緊張のことです。

“カラダを起こす”と“腰を伸ばす”は、全く違う動きです。一見、カラダガ上に伸びて腰が起き上がるので、同じように見えますが、筋肉の働きが全く違うのです。

座っている姿勢で何を気を付けたらいいのか、がこの筋肉の働きの違いにあります。

結論からいいます。腹横筋という体の横、お腹の横についている筋肉が伸びている、って感覚を使います。

多くの女性(先日、お伝えしたエコなカラダのかた)、は座っていてカラダを起こす時、腰を伸ばそうとされますが、この時は脊柱起立筋という背骨の周りの筋肉が強く緊張します。しかし、腹横筋に注意を向けてお腹の横が伸びる、様にカラダが起こせると、腹直筋も、腹横筋も、仙骨だって起きてきちゃうのです。

勿論、すぐできるようになるとは思いません。結構難しいです。しかも、エコなカラダの方はそもそも、腹横筋のイメージを持っていないのでさらに難しいです。
この感覚をトレーニングする為の画像を今度アップしますね。また、どなたかにモデルになっていただかないとね。

WillLaboでした。