ビックリしました。日本の中で、しかも東京圏域でまだ医療の手が届きづらいところがあったのです。
本日、以前からお付き合いのある片麻痺患者さんのお宅を訪問しました。
今年は、寒さが続いていて、なかなか気分がすぐれないというお電話をいただきました。
本来なら、もう病院の外来受診で外来リハを受けている時期なのですが今年はまだ行っていない、とのこと。
一度、お伺いしたいと思っておりましたので、様子をうかがうために思い切ってお宅を訪問した次第です。
山奥の集落とはいえ、人口1,000人程度。東京の生活圏ですが、片道1時間は掛けないと大きな病院にはかかれない土地柄でした。
リハビリサービスはどうなっているのかお聞きすると、村立のデイサービスはあるが、作業療法士も理学療法士も在籍していなくて、一切リハビリサービスはないとのことでした。従って、その方も外来でリハビリを受けるために片道1時間かけて最寄り(?)の病院で外来リハを受ける必要があるけれど、寒くって動く気がしない、ということでした。
行政は、病院での医療的なリハビリから在宅での介護保険枠のリハビリに早く移行するよう促しています。この4月にも、医療保険、介護保険の見直しがあり、病院で外来リハが徐々に受け辛くなっている動きがありました。
しかしながら、この患者さんは、受けたくてもリハビリサービスの無い地域に暮らしているのですね。デイサービスという器は確かにありますが、そこには運動機能を見てくれる専門家がおらず、介護保険でリハビリが継続出来ない現実があったわけです。
確かに、過疎地ではなかなか都会のように介護保険の事業所が立ち上がるわけもなく、人件費がかかる専門家を雇うわけにもいかず、障害者が健康を維持するために必要な手段を確保できない現実もあるのでしょう。介護保険という制度は作ったのだから、あとは地方自治体が何とかしてくれ、というのが国が進めている事業の方向なのでしょが、様々なことでうまく機能はしていないのでしょうね。
でも、この地域にもリハビリサービスを必要としている方はおいでになります。
ということで、WillLaboがひと肌脱ぐことにしました。
月1回、この地域でリハビリサービスや痛みの軽減を必要としている方にサービスを提供することを知り合いの患者さんと約束しました。
いやなに、悲壮感で動くわけではありません。月に一度、この土地のおいしい山菜とヤマメを食べるために定期に通う理由を作っただけ。
お互い楽しみながらやりましょう、ってスタンスです。
ここは、東京の水源地、きれいな水と川魚。
小さいけれど、民宿のお母さんが手塩にかけて作った畑。
ここの、野菜のうまいこと。薄味でもおいしいって、本当に野菜そのものが旨いんだよなあ。
肩ひじ張らずに、笑顔で仕事するために、WillLaboはおいしいものはおいしいと言い続けます。