ふつうの整体やマッサージ、接骨院のゴリゴリ、グキグキとは違うWillLaboの手技を不思議に思う方が多いようです。
『何してるんですか?』とか、『これって作業療法なのですか?』と聞かれることもあります。
そこで、少々ご説明いたします。
私は、作業療法士ですが、今行っている徒手療法は、一般的には運動療法といって、理学療法士が主に用いる手技です。
しかも、固いところを『ほぐす』や『短い筋肉を引っ張って』伸ばすことはほとんどしません。何をしているのかというと、正常運動に基づいた姿勢緊張の正常化を図っています。誤解を恐れずに言うと、バランスを取り戻すお手伝いをしてしているわけです。
『固さ』とか『短さ』には、何か意味があると思うのです。その意味とは、正常ではないけれど、その個体(目の前にいる対象の方)のカラダがその固さなり、短さを自身の(今現在の)バランスに必要なものと感じて自然にとっている姿勢の一部だからです。
皆さんだって、今現在の姿勢が悪いから、何とかしろと言われても、困っちゃいますよね。自分では悪いなんて感じていないし、どうすればよくなるかもわかりません。せいぜいできることは、鏡で見ながら『たしかに、猫背だな、じゃあ、少し背筋伸ばすか』、ということぐらいしかできませんよね。で、その背筋を伸ばすのも、意識している間は保てますが、別のところに気持ちが向いてしまったら元の木阿弥、またぞろ姿勢は悪くなります。
それは、根本的なことが解決していないし、カラダが強制された姿勢を自分のものと感じないからです。
そこで、私は正常運動に基づいた姿勢緊張を評価します。そして、その悪いところばかりでなく、いい部分も見極めて、いい部分がよりうまく働けるように、関節の一部を保持したり、本当にあるべき位置に戻したり、異常に緊張している部分を触って、固さを感じてもらい、不必要な緊張だと気付いてもらったり、様々なテクニックを多用しています。
治療されている方の実感としては、手足を持ち上げられたり、肩をうごかしたり、されているうちに、なんだかカラダが軽くなってきたけど???
って、言う気持ちなんでしょうねきっと。
このさまざまなテクニックを使って、何をしているかというと、実は(これも誤解を恐れずに書くのですが)筋肉や関節と会話しているのです(変なやつだと思わないでくださいね)。上に書いたように、固さも短さも、今現在の個人には必要とされているのですから、固いところをここぞとばかりぎゅうぎゅういじめても、逆に反発されて固さが増すばかりです。そうではなく、筋肉にやさしく聞いてあげるのです、なぜにそんなに固くなっているのか、と。すると、筋肉はその緊張状態で、『何、あそこのバランスが崩れそうだから止めてやってるのさ』とか『いや~、ここが痛むから少しでも動きが入らないように、固く締めてあげてるんだよ』とか、言ってくれるのです。原因が分かれば、そのバランスを崩しているところを上手くバランスが取れるようにすれば、固さは勝手にほぐれるし、痛みが問題なら、痛まない範囲で少しづつ動きを促していって、筋肉が許して呉れる範囲で楽にしてあげることができます。
このように、全身の状態と筋肉や関節との会話、その結果いい方向に行ったのか、あまり効果がないのか(自分で見つけた原因と思われることが違ったのか)、もっと続ける必要があるのか、を見計らっています。
文字にするとやはり伝わりずらいですね。でも、少しは理解していただけたでしょうか?
このようなやり取りを、皆さんのカラダや気持ちと渡り合いながら行っているので、時間もかかるし、楽しい会話を提供することもあまりありませんが、どうかご勘弁下さい。でも、真剣に皆さんのおカラダが楽になり、身も心も軽くなることを目指して、日々努力しております。
真剣と書いて、マジ、と読ませるほどガキではありませんが、気持ちはいつもマジ、なWillLaboでした。