セント・アンドリューズ大学 | ウィリアム・アンド・メアリー大学留学日誌

ウィリアム・アンド・メアリー大学留学日誌

日本生まれ、日本育ちが日本でIBを取得し、アメリカ、バージニア州にあるウィリアム・アンド・メアリー大学に入学。日々の生活をつづります! Go Tribe!!

4日にパリを出発し、エジンバラ空港に到着しました。

小さな飛行機なので、荷物に関するトラブルがあったみたいで1時間出発が遅れたり、預けていた2つの荷物の内1つがパリに残ったままだったり、色々ありましたが、スコットランドに到着しました!
(ちなみに荷物は6日にようやく寮に届きました…)




<セント・アンドリューズについて>
セント・アンドリューズは、エジンバラから北へ車で1時間半ぐらい行ったところにある小さな町です。
ゴルフ発祥の地としてとても有名で、町にあるOld CourseはHome of Golfと呼ばれるゴルフの聖地で、全英オープンも基本的にここで行われます。





町の東側(北海側)にある、聖アンドリュー聖堂跡
13-15世紀に栄えた聖堂です。




左側に少し見えるのが、ゴルフ場です。


街については、色々散策し次第写真をたくさん撮ってお伝えします。



<セント・アンドリューズ大学 University of St Andrewsについて>


セント・アンドリューズ大学は、1413年創立の大学です。
英語圏ではオックスフォード大学、ケンブリッジ大学に次いで3番目、スコットランドでは最古の大学になります。
最近で有名な卒業生は、ウィリアム王子とキャサリン妃です。

University of St Andrews
ウィキペディア



キャンパスも町もこんな感じで、石造りの建物がずらっと並んでいます。


学部生6000人くらいでWMと規模としては同じぐらいです。
とても国際色豊かな大学で、30%は留学生です。
本当に多様な学生が集まってきていて、ヨーロッパ各国やアメリカ、アジアなど、WMに比べるとその差は歴然です。そのため、いろんな英語が聞こえてきて、最近ようやく法則がつかめてきたスコットランド訛り、イギリス英語、アメリカ英語、ヨーロッパのいろんな訛りなど、一人一人の英語を聞いていてとても面白いです。

大学のキャンパスはセント・アンドリューズの街に散らばっていています。

イギリスはアメリカと違って、日本と同様に学生は学部に属します。
セント・アンドリューズには、
・文学部 (Faculty of Arts)
・理学部 (Faculty of Sciences)
・神学部 (Faculty of Divinity)
・医学部 (Faculty of Medicine)

の4つの学部があり、一応自分はWMで国際関係学専攻なのもあって文学部に属しています。
ただ、交換留学生は上の3学部の科目を横断的に自由にとることができます。


大学についても少しずつ学期を通して紹介していければと思います。







さて、4日に到着して、まずは寮に入りました。




Gannochy Houseとよばれる寮で、とても新しくモダンな外見です。


St Salvator's Collegeというエリアに属していて、食堂やメインの受付などは隣にある、St Salvator's Hallに行きます。
St Salvator's Hallは石造りの歴史ある建物です。
ちなみに、このSt Salvator's Hallは、ウィリアム王子とキャサリン妃が1年生の時に住んでいた寮なので、つまりこれから4か月間、二人が使っていた食堂を自分も使っていきます!





1人部屋です!
中もとてもきれいで快適です。




5日からオリエンテーションが開始されました。

ただ、WMの時のように寮のグループでみっちりアイスブレイクを行ったり、色々大学生活について学んだりするのではなく、オリエンテーションといっても色々なイベントが開催されているだけで、それに自由に参加する形です。

まずは、午前中に文学部生のOpening Ceremonyが行われました。




Younger Hallと呼ばれるホールで、校長、学部長、教授代表などのスピーチがあり、コーラスのパフォーマンスがあり、最後には校歌を歌いました。




たくさんの人が来ています。


その他に、午後にはMatriculationと呼ばれる、入学手続きが行われました。
基本的に交換留学生も新入生と同じ要領でオリエンテーションが行われます。

事前に、オンラインで個人情報やパスポート情報の入力などをして、
Training in Good Academic Performance (TGAP)というオンラインコースを受けておく必要があります。
このTGAPは、大学での学びについて紹介していたり、アカデミック面における盗用や不正に関するルールを紹介しているものです。


それを大学に来る前に終えておいて、手続きではパスポートチェックを行い、指定された時間帯にAdvisingを受けます。
Advisingでは、あらかじめ考えていた履修したい授業が取れるかどうか相談して、履修登録を行います。
WMでは、一人一人に教授がAdvisorとしてついて、色々相談したりしますが、ここで言うAdvisorとは単に履修登録をしてくれる人のことだそうです。

Advisingでは、学科ごとに担当の教授が何人かいるので、自分が履修したい学科のところへ順番に回っていって、登録してもらいます。

セント・アンドリューズでは、通常1学期に60単位を取るのが普通で、大体3クラスになります。


自分が今回履修できたのは、

IR3041 International Political Theory (国際政治理論)
MO2008 Scotland, Britain and Empire (1500-) (イギリス・スコットランド史)
BL3008 Aquatic Biology (水生生態学)

の3つです。
WM同様、最初の一桁がだいたい何年生で取るクラスなのかの目安になっています。


本当は、IR3041ではなく、IR3022 International Relations and International Law (国際法)の授業が取りたかったのですが、埋まっているらしくて、現在交渉中です。




今週一週間はオリエンテーションウィークで、授業は来週から始まります!