運動会_20211010 | willfreemanのブログ

willfreemanのブログ

no man is an island


今日は運動会だった。開会直前は小雨が降っていて、ビショビショの運動会になるのかと心配していたが、開会式から雨が上がり、その後は痛いくらいの日差しが射す暑い天気になった。
息子にとっては、今回が幼稚園最後の運動会となる。年少、年中の頃、年長のプログラムを見ていて、息子が年長になる頃に、本当にこんなプログラムが息子に出来るのかなととても心配だったが、今日の息子の姿を見て、またその著しい成長に感動を与えてもらった。
障害物競走は失敗してしまい途中から泣きながら走っていた。リレーは1位でバトンを引き継ぎ、2位との距離を縮めることなく、しっかりとした走りで次の走者にバトンを引き継いでいた。オペレッタは、一番前に立って楽しそうに踊っていた。
息子が今日の運動会でどのようなことを感じたのかは分からないが、僕から見ると、まさに教科書では学べない貴重な経験を運動会を通じてたくさん学ばせてもらったと思う。
白いトラックの線ギリギリを一生懸命に走り続ける息子の表情は、自ら目標を設定し、それを乗り切りたいと思う意思が芽生えている表情だった。そう思うと、僕も息子も同じ境遇なのかもしれない。逃げたい感情を追い払いながら、態々目標を設定し、やっぱり自分でそれを乗り切ってみたいと思う感情が生まれてくる。そういう迷いのような、強迫観念のような感覚を常に持ち続けながらこれからも生き続けていくものだと思うし、なんでもうまくできてしまう人間より、人としての魅力や深みが備わってくると思う。
幼稚園生活が残り半分となったが、ハードルを乗り越えながら、成長を加速していってほしいと思った。