道東旅行201009(3日目) | willfreemanのブログ

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no man is an island


道東旅行最終日は雨でスタートした。宿で朝食をとった後、屈斜路湖に行ったが視界がゼロで全く何も見えなかった。その後、摩周駅前にあるぽっぽ亭で食事をしてから知床に向かうことにした。



こちらはぽっぽ亭お勧めの「摩周の恵ラーメン」。塩ラーメンだが、やわらかいスープの食感と一般のラーメンにはあまり入ってこない野菜とのマッチングが結構良くて、朝食から間もない時間帯であったが美味しく食べれた。



こちらはお持ち帰りで買ったぽっぽ亭名物「摩周の豚丼」。ダメではなかったが、帯広で食べた豚丼のほうが断然美味かった。



天気が良くないと旅行全体がどんよりしてしまうが、ここ摩周湖だけは天気と逆相関関係にある観光名所だ。天気が悪い時ほど、湖の視界が良くなりご覧の通りど真ん中のカムイシュ島がよく見えた。



摩周湖の後、知床のウトロまで移動途中にあるオシンコシンの滝。落石があったみたいで、立入り禁止になっていた。雨だの落石だのと3日目はあまりツイてない一日だ。



雨は知床に近づくにつれてだんだん止んできて、ホテルに到着した時には一応上がっていた。チェックイン後、近くの夕陽台に行ってオホーツク海に沈む夕陽を見に行った。雨上がりだったのですっきりとした夕焼けではなかったが、美しい写真が撮れたと思う。



夕食はバイキング形式。知床名物「流氷ドラフトビール」という青いビールを飲んだ。味は普通のビールだった。



道東旅行最終日は知床五湖をゆっくり巡る予定だったが、また天気が良くない。今にも雨が降り出しそうな気配だったが、三湖あたりでやっぱり雨がしっかり降ってきた。雨の中をただひたすら歩いただけの五湖になってしまい、あまり良い観光にならなかった。



五湖の後、知床自然センター近くにあるフレペの滝を見に行った。多分天気が良ければいい散歩コースになったと思うが、滝まで20分くらいのコースが強い雨風のせいで修行コースみたいになってしまった。



知床は世界遺産登録がされていて自然の食物連鎖が残っているということで有名だが、今は狼が絶滅してしまい、狼が天敵だったシカが増殖して草木がどんどんなくなっているらしい。森林がシカによって食べつくされている。人間が生活するために狼を絶滅させてしまい、その結果、生態系のバランスが崩れてしまったのだ。だから勿論シカが悪いのではない。シカも草が足りなくて、木の皮を剝して食べるようになり、それが木を駄目にしてしまうのだ。世の中で安っぽい言葉で「エコ」が叫ばれているが、そもそも人間が地球上に生活すること自体が「反エコ」であることを自覚することから物事を考えていくべきだ。地球にとって一番害なパラサイトが人間なんだと思う。旭山動物園園長の坂東氏の言葉が胸に刺さる。



知床から女満別空港までの帰り道に立ち寄った道の駅斜里にあるレストラン「熊湖」で少し遅い昼食をした。



特にクマに関係のあるメニューとかはなく普通のレストランだった。店員に何か名物はあるかと質問したら「特にございません」という味も素っ気もない返答だったので、諦めて普通のカツカレーを注文した。



こちらは斜里と網走の途中にある濤沸湖。見た感じは釧路湿原みたいだが、湖の北西端で海とつながっているため汽水湖になっているようだ。



湿原には馬が放牧されていて、北海道らしい風景が広がっていた。



出発便まで時間があったので、網走の道の駅に立ち寄ることにした。



ここは冬は流氷クルーズが出発する場所でおーろら号の模型が飾ってあった。



道の駅の建物のテラスから撮ったもの。海が随分荒れている。気温もかなり寒く、網走のイメージだなぁと思った。


道の駅近くにあったガラス屋。



知床五湖は画像のような晴天を期待していたのだが雨でまったく見えず残念な結果だった。まあ天候ばかりはどうしようもないので仕方がない。普段の生活以上に自然に近づくことが知床ツアーの目的であるならば、天候やその他全ての事象を所与のものとして受け入れることになるはずだ。それを受け入れない精神が人間の自然に対する冒涜であり、その弊害が今どんどん人間の生活を脅かしている。ただ、一方で人間がその他動物と異なる点は、所与のものを所与とせず、人間に適合させようと変化を求めるところにあり、それがこれまでの文化を生んできたということも事実としてあると言える。