
2010年度が始まった。最近の景気は懸念材料はやや残るものの、3月の後半に底入れがはっきりしたような感じで、株価もリーマンショック前までやっと戻した。そんな中で、4月1日に僕の職場でも大幅な人事異動があった。直属の上司や仲良くやってきた先輩が異動になった。この業界にいる限り長くて3年程度でどんどんメンバーは入れ替わっていく。解ってはいるのだけど、いざ親しい人に辞令が出て1週間後には居なくなると思うと、やっぱり寂しい気分になる。
今回、他企業に転籍になる僕がとても親しくしていた隣席のオッサンはちょうど1年前の1月くらいに僕の隣の席に移動してきた。年齢は20歳くらい離れていて50歳を越えている人なのだが、なぜか気が合って、よく飲みに行った。隣の席ではあったが仕事の話はほとんどした記憶がない。仕事中も仕事後もいつも業務とは関係ない馬鹿話をして会話自体を楽しめる人だった。彼は辞令が出る少し前に「とうとう卒業だよ。。」とボソッと言ったことがあったが、その言葉の中に彼自身色々な思いが含まれているような気がしたことがあった。
今年は会社帰り道に咲く満開の桜を見て、何となくいつもよりも季節の変わり目というか、この会社に入って何度か世代のようなものがあったが、その一つの世代が終わったような気がした。来年の桜が咲く頃にはまたどんな思いになっているのか想像つかないが、取りあえず置かれた環境でやっていくしかないと思う。
おもしろき
こともなき世を
おもしろく
住みなすものは
心なりけり