精神分析の学びの一環として
膠原病やリウマチの当事者さんが集まる
zoomお茶会に参加してみたことがあります。
その会では、皆さんで
「平和でありますように」
「豊かでありますように」
と、合掌するシーンがあったのですが
最後の質疑応答で
「合掌しても無理だよねと思う自分がいる」
と、おっしゃる女性がいました。
素直にご質問できた勇気、素晴らしいですね。
そう感じてしまう お気持ちも拝察します。
発症した当時の私だったら
そういう、慰めや、気を紛らわすような
マヤカシ的ことはいいから
早く治し方を知りたいよー！と
即効性のある方法を求めていたと思います。
でもね、
いま振り返ってみると
すっごく大事なことだと実感しています。
「今の自分は豊かなんだ」
もうすでにこんなに豊かだったんだ！
と、気づいて、腑に落として
根底から書き換えられたら
病気だけでなく
ビジネスも、お金も、人間関係も
ごっそり解決できちゃいます。
それも、ラク〜に。
膠原病を経験する前の私は
タワマンに住んで
高級ブランドや芸能系、億り人が集まる
パーティーをはしごして
ヘリやクルーザーで移動して
高級ホテルで昼間からシャンパン呑んで…
こんな毎日。
一見、優雅な生活を
送っているように見えますよね。
でも、当の本人は
全然満ち足りていなかったんです。
楽しいと思い込んでいただけ。。
自分の「感情」を無視して
外側から色々なものをくっつけて
誤魔化していただけなんです。
行動しているから
ほんのひとときは忘れられる。
でもまた、何か説明のつかない
モヤモヤした感情が湧き上がってきて
同じ行動を繰り返してしまう。。
そして
だんだん息切れしてきて
ついにベッドから
起き上がれなくなりました。
これを一般常識でとらえたら
単なる贅沢病だろ⁈ とか
そんだけ遊んでたら不健康になるわ！とか
そういう指摘になると思うし
もちろんそれも一理ある。
でも
内海先生は
不健康な生活だろうと
添加物をバリバリ取っていようと
なぜ健康な人が存在するのか？
と、おっしゃっていますよね。
本当の解決は
そこじゃないってことです。
実際、食改善は
単なる対症療法にすぎないと
注意喚起されています。
なので
この黒い本を出されたんだと思います。
もう、お気づきだと思うのですが
『不足』を前提に行動している限り、
どんなにお金を稼いでも
どんなにハイクラスな生活を手に入れても
豊かさは感じられないってことです。
【不足→ない】は
事実とはあまり関係なくて
自分がそう思い込んじゃっているんだよね。
反対に、毎日の中で
『充足』を前提にしている人は
お金があろうとなかろうと
独りでいても
豊かさを感じられます。
この
「今の自分は豊かなんだ」
を、腑に落とせないと
平和なんて祈れないし
他者の幸せなんて
本当の意味で願えないですよね。
なので、まず
自分の内側と対峙することが大事なんです。
ただ、ここで
充足を見ればいいのね！とか
毎日、楽しくいよう！
ということではなく
まず最初に
根底にあるモヤモヤ感、
虚しさや不安感と対峙する必要がある。
これやらずして
「ヤダ！ 私、もう豊かだった♡」
に、気づくのは難しいし
「ありがとう」や「感謝」の
気持ちも湧くことはない。
すべて＂つもり＂に なっちゃうからね。
内海式で言うなら
「クソでサイテーな自分と出会う」
自身に白旗を上げ、
闘いから降り、
一旦チカラを抜くことです。
また、書きますね
こちらも読んでみてね↓
うつみん語録
「気づく」と「壊す」は違う。
完全に壊せたかどうかは
以前の行動よりどれくらい変わって
そこに向かってガンガン邁進しているか。
本当に嫌だと思っている人間は
即、迷路から出てガンガン進んでいきたくなる。
そもそも自分のキャラがどんなものだったのか
どんな仮面をかぶってきたのか
それをきちんと認識したら、自覚だけでは止まらない。
分かったフリにはならない。
結果・行動・パターンが劇的に変化する。
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