ドイツのメルケル首相は財政規律を強化して46年ぶりに無国債発行となるらしい。
ドイツ単体で考えるとすばらしいことである。ドイツも高齢化と少子化で奇跡に近い事を成し遂げたのだ。日本とは大違い。ではどうしてドイツにできて日本ではできないのか?
まずドイツ政府は緊縮財政を積極的に行った。そう民主党と同じように。
あれれ、緊縮財政はよくなかったんじゃないの?日本では経済が停滞してデフレが増したんじゃなかったけ?
確かに、日本では緊縮財政は大失敗でした。
でもドイツはやり方と経済背景が違ったのです。ドイツはEU統合からその中心となりました。
大企業はドイツへ、通貨はドイツへ、経済はドイツへと向かい、好景気になっていたのです。
そんな好景気を背景にメルケル首相がおこなったのが、緊縮財政でした。
社会福祉の抑制、公務員人件費の抑制、行政の無駄遣いの規制、そんほかいろいろ・・・。実はこれは正しい時期の正しい判断なのです。
日本はバブル期にこのことを行いませんでした。
バブルに浮かれ民間給与が高くなるなか、公務員たちも同じように高所得を求め、ムダな公共事業、ムダな手当、ムダな組織、ありとあらゆる無駄遣いをしたのです。
その影響は未だに続き、失われた20年といわれ国債が異常なほどの額にふくれあがったのだ。
具体的に言うと、1990年代の自民党政権下では補正予選で国債を乱発。
そのときに、徐々に緊縮、公務・議員の人員と給与の削減すべきだった。法人は社会保障の負担軽減などを行うべきだったのです。
ドイツが行ったのは、好景気の時に政府が増税や緊縮財政を行い、景気をコントロールすることだったのです。日本は逆に不景気になっていたのだから、政府は積極財政を行うべきだったのです。このことから日本の官僚や政治家がどれだけ無能なのかがよくわかる。自分たちの利益しか考えない愚か者なのだ。
儲かっているときにこそ、身を引き締めて最大利益を生み出す。
儲かっているときにこそ、次の時代へのために投資する。
儲かっているときにこそ、より経済活動が活発になることを行うが、金融でコントロールする。
これの逆は、
儲かっていないときにこそ、積極財政を行い経済を活発にさせる。
儲かっていないときにこそ、今の時代に投資する。
儲かっていないときにこそ、より身を引き締めて、税金の軽減につとめる。
とくに日本は、比較的に公務員数が少ない割に、平均所得は群を抜いている。
身を引き締める努力が全くないのである。
そして公共料金も世界で高い部類に入っている。
そのため国民一人あたりの処分所得が少なくなり、消費は停滞する。
今は不景気、だから減税をするのが一番いいのである。
今の時代を立て直さないかぎり未来はないのに、将来の破綻ばかりを考えて、なんとかしようというのはバカとしか言いようがない。
将来に先送りするのかということがよく言われているが、そうではない。
今、将来のために変える必要があるのだ。今をよくしないと将来はかわらないのだ。
今が不景気だと将来も不景気なのだ。
そのために最初にすべきステップが景気をよくするということだけ。
次に、次世代への投資へと続く。
これを間違えているからこそ、いまが余計酷い状態になっているのだ。
消費税増税のタイミングは完全に早すぎた。というより本当に必要だったのか?
はたはた疑問である!