あんちゃんとの最後の1日 | ねこはじめました

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アセラブログからお引っ越ししてきました。
猫と暮らし始めてブログにチャレンジしたのですが、
いつの間にかアセラブログが閉鎖され、過去記事が見られなくなり、なぜ初めからアメブロにしなかったかと激しく後悔。
とはいえアメブロも使い方よくわからず迷子です。

 

 

 

昨年の3月21日は春分の休日で

『一粒万倍日』『天赦日』『寅の日』が3つ重なる最強開運日

と宝くじ売り場の長蛇の列がニュースで流れていました。

とてもお天気が良く、ポカポカとうららかな窓際の

猫ベッドでウトウトするあんちゃんのそばで過ごしていました。



 

数日前から急に下半身の自由が効かなくなり

おしっこのコントロールもできなくなりました。

それでもこれまで通りの生活をしようとするあんちゃんをフォローしたくて在宅中心で仕事ができるように調整した翌日のことです。。。

 

20日の夜に体調が急変して病院へ駆けつけて

先生たちを慌てさせるほど、血液検査ではほぼ全項目の異常数値を叩き出しました。

駐車、点滴などの処置で落ち着きましたが原因が分からず

翌日の夜にまた様子見せにきてほしいと言われました。



あんちゃんはこのまま静かに家にいたかったんじゃないのか

病院へ連れてきて正解だったのか

実は二人ともぎゅうぎゅう締め付ける胸の内ではありましたが

帰り道、私たちを静かに見上げるあんちゃんを撫でられるその時がとても幸せでした。

 

帰宅してからも穏やかで、ちゅーるも食べてくれて

翌朝もはっきりした目をして、動き回ることはできないけど穏やかでした。

私はとにかくたくさん愛を伝え、撫で、キスをしました。

あんちゃんの体に力が入ると無臭で無色透明のおしっこが出ていました。

そのうちウトウトの種類が変わってきた気が何度もして

休日出勤だったシメールに早く帰るように伝えました。

 

急ぎ帰ったシメールの心配とは裏腹にとても落ち着いているあんちゃんをみて

「なんだー元気じゃん。びっくりしたよー」と

安堵したシメールはあんちゃんの近くでお昼寝を決め込みました。

「なんだー」とはなんだよ!とイラッとしたものの、

あんちゃんがシメールにずりずり這い寄って行って

シメールの腕枕で幸せそうにまたウトウト眠るのをみて

帰ってきてくれて嬉しいんだなーと感じていました。



 

夜になり、言われたように病院へ向かうためタクシーに乗って間も無く、穏やかだったあんちゃんが突然体を硬直させて今まで聞いたこともない声をあげはじめました。。。

 

 

 

 

ゴッちゃんもウィルも旅立ったその夜に不自由だった身体を脱ぎ捨てましたが

あんちゃんの時は翌々日しか空いておらず、時間があればあるほど私の執着が強まって

目の前のあんちゃんの身体から離れられなくなっていきました。

でも、

時間があったおかげでたくさんの方からのお花があんちゃんを囲みました。

全ての方からのお花を少しずつ枕花にしようと持って行ったのですが

斎場の方が思わず笑っちゃうほど、お花があんちゃんを埋め尽くしました。

するとシメールが「あ、あんちゃんが笑ってる」というのです。

表情が全く変わっていてびっくりしました。笑ってた。本当に。

こんなに幸せな笑顔で旅立てるなんて。。

たくさんのたくさんの皆さんの溢れる愛に感謝しかありませんでした。

その日のことは↓に書いてあります。

https://ameblo.jp/willan/entry-12795106071.html


 

 

ウィルよりも早い時期に、膀胱に腫瘍が見つかったものの

上手くお付き合いできていたあんちゃん。

血尿が始まって、トイレも頻尿になり臭いも強くなっていたのに

下半身が弱くなった頃から量が増え、おしっこの臭いがしなくなりました。

血液検査の数値も腫瘍の大きさも緊急性は見られず様子見と言われ。

誰が見てもおかしい事は絶対なのに。



 

私はどこかで逆らえない時間が近づいてきていることをわかっていながら、それが現実になるのを恐れて自分の気持ちと戦うしかなくって

先生も私たちの気持ちやあんちゃん自身に配慮した判断だったのだろうと思います。

確かにあんちゃんにこれ以上の治療は辛さを強いるだけでしたし。

 

だけどやっぱり

あの時もしも、あの時もしも、とたくさん考えますし

家じゃなくタクシーの中で旅出させてしまったことも自分を責める要因でした。

 

でもその後、猫友さんたちから

「パパママと3人だけで、独り占めしたかったんだね」

と言われて本当に私は救われたのです。

私に抱きしめられて、シメールに名前を呼び続けられながら

自分で天国タクシーを大きな声で呼んだ。

しかも、最強の日を出発に選んで。

ウィルや、天国のたくさんの友達が笑顔で「ようこそ!」って

キラキラした空からの道をタクシーでお迎えに来てくれたんだろう。

そういうファンタジーってきっとある。

 

あの日から1年経ってしまいました。

ようやくようやく書くことができました。

途中で挫折した下書きがたくさんあります。

端折ってもいいからとにかく勢いでここまで書きました。

もっと記録しておきたいことたくさんあります。

あんちゃんとの大切な愛しく通いあった時間。

またぼちぼち書いていこうと思います。

そのうち、またニコ