コロナ禍なのに、県庁まで申請説明に来るよう指示され、15階建ての真新しい立派な庁舎まで行きました。

持って行く資料は、電子データをプリントアウトしたもので、メールで送らせていただければ、メール上で質疑できるはずと愚痴を言いながらの訪問です。世の中がテレワークを推奨していることを知らないのでしょうか。

 

 地下駐車場に車を止め、県庁の障害福祉課まで行くと、きれいなオフィスなのに、キングファイルが机の上下に置かれ、且つ机の間には電話機、壁際はファイルで一杯、机上でノートパソコンで何やら作業をしているようですが、紙に囲まれた昭和の雰囲気です。ここの皆さんは、デジタル化の意味を理解できてないでしょう。

 

 打ち合わせコーナーに通されると、面会を約束していた方が来て、名刺を出すこともなく、挨拶もできないまま本題に入りました。細かい点を指摘され、修正して再提出となりましたが、その場でペン修正で良いのではないかと思いますが、再提出とのことでした。ここで何故と聞いてはいけないので、心を落ち着かせるのに苦労しました。まず県職員には、県民(顧客)への挨拶からと躾して欲しいと思います。また、新施設の予算書の提出を求められましたので、年間の予算書を提出しましたところ、月毎の予算書を求められました。福祉法人の経営に県は関与する気でしょうか。それとも経営が苦しくなったら助ける用意でもあるのでしょうか。

 

 修正した資料は、どのように送れば良いですか?メールで送りますか?FAXですか?の質問には、郵送でお願いしますとのこと。行政の方は、世の中がどのように進んでいるのか、勉強して欲しいものです。