名古屋ウィメンズマラソン2021で松田端生選手が、2時間21分51秒とういう好記録で優勝しました。自己ベストを更新できず申し訳ありませんでしたとの涙の優勝インタビューを聞いて、福祉施設の優秀な職員と同じだと感じました。応援してくれる方々の期待に応えられなかったのは、自分の責任であり、申し訳ないという言葉が出てしまうのでしょう。僅か5秒で自己ベストを更新できなかったのですから悔しいでしょうが、風の強い厳しいコンデションの中でしたので、素晴らしい記録であり、お詫びなど全く必要ありません。

 

 松田選手は、東京オリンピックの選考レースであるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で4位となり、補欠となった悔しさが強さになっているものと思います。松田選手には、近い将来鈴木健吾選手のように、日本新記録を狙って欲しいと思いました。応援します。