経営は、勘で行うのではなく、入手できるデーに基づき、それを分析し、その結果により判断するべきであると言われています。一応極当たり前な話でしょう。
データを分析した結果、A案は利益が出る、B案は利益がゼロ、C案は損が生じるとなりましたが、どの案を採用するか経営判断をしてくださいとかの提案なら、既にデータ分析を実施した担当者が、A案で進めるべきとの判断をくだしている提案です。
つまり、データドリブンとのことでデータで示せば、思った通りに経営者の判断を操れるという事になります。
都合の良いデータを集める、都合の良いように分析する、都合よく見えるように表示する、都合の悪いところは隠すなどのテクニックを駆使して、やりたいことの提案をするのがデータでごまかす方法でしょう。
私は、そのような裏を知っているので、A案が51点 B案が49点となります、しかしリスクはややA案が高いのですがどうしましょうかなどと提案してくる案件は、差し戻しにしました。データに基づく正直な説明であろうとは思いますが、分析担当者の意思が感じられません。
提案者から、何としてもこの提案の承認を受けたいとの意欲を感じないからです。やりたいなら、良くないことでしょうが、嘘でもA案が良いとの分析結果を作るはずです。従って、データドリブン経営では、そのように加工されたデータにより判断ミスしない為に、データを管理者自らが理解して、最終的には経験と勘で判断すべきです。何れにしろ実行した責任は、判断した管理者にあるのですから、示されたデータがどうであろうが、タイミングを逃さず自分の考えで大胆に決断し、慎重に実行して行くことです。「大胆に決断、慎重に実行」
