ここの福祉法人では、11月の末になると、外にイルミネーションの飾りを付けます。壁にレーザー光を照射するのと、サンタクロース、ミッキーマウスにイルミネーションを付けて光らせます。照度センサー付きの電源スイッチで、あたりが暗くなると自動的に通電され、4時間後に自動消灯となるようにセットしています。
このイルミネーションが綺麗に見えるには、辺りが暗くなることが必要です。昼間に光らせても、近付かないと光っているのかどうかさえ分かりません。
人も同じかもしれません。福祉法人で最優秀で光り輝いている人が、憧れの職場に転職しても、同じくその職場で光り輝けるかは分かりません。寂しい言い方にはなりますが、やはり身の丈に合った場所でこそ、人は周りから認識される光を出せるものと思います。
スポーツでの一軍、二軍とかAチーム、Bチームとかと同じかもしれません。二軍やBチームのトップでも、一軍やAチームのトップメンバーにはなれないでしょう。しかし企業では、二軍やBチームの人材でも、遊ばせておくことはできず、仕事で活用しなくてはなりません。
事業部長の時代に、二軍の技術者は、アライアンス先の一軍技術者と組み合わせて活用し、商品を開発できる仕組みを作り、アライアンス先を活用したことがありました。二軍の技術者は、いつも一軍のお手伝いでしたので、商品企画開発を任されたことを大変に喜んで、良い商品を開発してくれました。他の会社に行けば一軍のエンジニアとして輝いたのでしょうが、元に会社では周りが明るすぎて輝きが弱かったのかもしれません。「鶏口となるも牛後になるなかれ」でしょう。