組織には、問題となる人物が居るものです。まず、上からの指示に従わない、自分の意見を強く主張する、協調性のないボスです。

 

 このような人は、会議でも、手短に話せる内容の意見を、長々と話します。Sボスは、昔からのボスで、親睦会などもSボスが出るなら出席したくないという人が多数出るような人です。

 

 一方、Sボスには、私が居なくなったらこの法人は成り立たないとの自負があり、今後振る舞いが良くなる可能性はありません。

 

 このような場合、私は悪性腫瘍と見なし、早期に外科的に切除することを選択してきました。薬で治すことは無理です。手術で体力が落ち、回復までに時間が掛かるかもしれませんが、それは覚悟の上で実行すべきです。

 

 さて、それをどうやるかですが、Sボスと仲の良い、LINEでやり取りしているような職員と親しくなり、Sボスの心の動きや不満などを聞けるようにしました。

 

 Sボスが今の仕事を嫌になっているとの情報が入ったので、辞めたい有能な人材が居るので、そちらから引き抜いても良いとの話を、業界筋にリークしました。

 

 Sボスは過去にも辞めたいとの騒ぎを起こし、引き留められた経緯があったので、今回も、しばらくは引き留められると思ったのでしょうが、今回は、どうぞどうぞと辞めて頂きました。その後、Sボスの居なくなった穴を埋めるのに苦労はしましたが、結果は、みんなが明るくなり、より良い福祉法人となりました。