自主学習には大きく分けて2つの種類があります。
1つ目は、「とにかく練習に時間を割く自主学習」。
「出来ないものを練習する」
このスタンスで、とにかく練習する。
出来ないからこそ、練習することで「出来るものの数」を増やして、次のステップの学習に活かしていく。
レベル云々ではなくって、単元や新たな手法が出てきたときには、この練習が必要になりますね。
でも実は盲点もあります。
こうやって、与えられたものを黙々とこなせる子供は大人からの評価が高くなりがちです。
なのに、
「やっているのに、点数にならない。」
「机に向かう時間は長いのに・・・」
と保護者の方が思うパターンですよね。
これは「出来ないこと」ではなくて、「出来ること」を練習しているんですね。
トレーニング・練習すべきなのは「ちょっとできないくらい」のレベルの内容じゃなきゃいけない。
「出来るもの」を練習しても意味がないと言っているわけじゃないですよ。
「出来るもの」は勉強のウォーミングアップでやりましょう!
筋トレと一緒で、まったくやらなければ忘れちゃいますからね。
2つ目は、「しっかりと問題一つ一つに向かい合う自主学習」。
「これが中々できないんだよな~」ってみんな思うんですよね。
じっくりゆっくり考えて、何十分でも何時間でも考えていられる。
何となく格好良く見えますよね。
確かに、この学習スタンスは数学を担当する僕からすると、みんなに備えてほしい力です。
ひとつの題意に対して、自分の力だけで解法や答えを導きだしていく。
近い将来、批判的思考(クリティカルシンキング)の力を身に付ける上でも素地となる要素になります。
ただ、ここにも盲点が潜んでいます。
それは、
「練習不足」
もうこれに尽きます。
テストや模試などで、難しい問題には手が出ているのに、基本の問題で失点を重ねるパターンですね。
国語なら、文章問題の記述には良い答えを出せるのに、漢字や文法問題で間違いが多い。
数学や算数なら、関数の問題や思考力を有する問題は手を出せているのに、計算問題や一行問題で答えを出しきれない。
親側もじっくりひとつのものに向かい合う力や思考力が、あからさまにあるから、
結果を見て「あれ?」ってなる。
ケアレスミスが多いと言われる生徒も、このケース。
1つ目の自主学習のように、出来ないものをトレーニングすることで、一つ一つ出来るものを増やしていかないと、その先にあるものは掴めません。
さあ、あなたはどれかに当てはまってた?
そのタイミングや学習内容で、自主学習の仕方は変わります。
とにかく頭を使わない勉強時間を作らないこと。
良いかな?自分のための投資時間だよ。
では~![]()