おはようございます。冨田です。

 

 

14期生の県立入試も終わり、残すは今週末の卒塾式のみとなりました。

 

中1のときからほぼ変わらないメンバーでやってきた彼ら彼女らのウィル生活もあとわずか。

 

ここからは卒塾生として、ウィルの先輩として後輩に背中を追われる立場になっていきます。

 

 

 

そんな14期生たちを最後の最後まで苦しめたのが、理科・社会でした。

 

コロナの影響による昨年の出題範囲削減に伴い、今年は中3内容が多く出題されることが予想されていました。

 

僕の管轄である理科でいえば、例年ならまんべんなく学習をしていくところを、今年は早い時期から天体や化学に時間を割いていきました。

 

 

早い時期にしっかりと時間を割いた結果、後半どうだったか。

 

 

 

 

上記の二分野も含め、スッカスカの状態。

 

 

 

正直、かなり焦りました。

 

この14期生は中1の時には定期テストで苦戦をしていましたが、2年生以降は上手く対応してきていました。

 

なので、我々も「上手に勉強できるようになってきたんだな」と胸をなでおろしていました。

 

 

所がその学習の方法に問題があった

 

定期テストのあるそのタイミングでは、因果関係や理由・理屈を考えることなく、

 

ごり押しで丸々言葉・単語を暗記してきていたのです。

 

 

だから中3中盤以降になっても、理由・理屈を伴った理社の学習が全然できないわけです。

 

「ただ暗記をする」

 

それに陥っていたわけです。

 

 

 

「理科・社会は暗記科目でしょ?」

 

そうよく言われますが、その「暗記」をするときにも知識や何となくのイメージとなるバックグラウンドがない事には、全然進んでいきません。

 

どれだけ丁寧に説明したり、動画や画像を見せながら説明しても、「いや~聞いたことも見たこともないな~」となっている子には入っていきません。

 

武士・貴族・朝廷なんかの社会の用語も、何となくのイメージや雰囲気を知らなければ、教科書(文字)を読んでも当然頭に入ってきません。

 

 

 

ではどうすればいいのか。

 

理社ができるようになる子には何があるのか。

 

 

理由や理屈が分からずとも、知らずとも、何となくの様子を中学生に上がる前の12年間で知ってくる事です。

 

きちんと考える土壌ができることで、理社の楽しさは一気に広がります。

 

 

偉そうに言っている僕も、小学生の時は理科・社会が大嫌いでした。

 

意味を知ることもなく、現象や用語を学校で教わることに何の楽しみも感じられませんでした。

 

ただ、「大河ドラマを観ていた」「家で百人一首をよくやっていた」「虫取りによく言っていた」「川や池でよく遊んでいた」そんなただ遊んでいただけのことで、理由・理屈・仕組みを教わることのできる中学校の理社は一気に楽しくなりました。

 

ひとはイメージをできることで、そのあとに付随する知識や仕組みをより理解していきます。

 

 

言語活動的な学習も数量感覚を養う学習も当然大事ですが、大人が「知っていて当然」と思っている事にもふと思いとどまって、その都度子供たちに確認することは物凄く大事です。

 

さらに言えば、早い時期であれば座学でなくても全然問題ありません。

 

難しく考えることはありません。

 

 

ひとはなぜ息をするんだろう?

 

太陽や星はどの方角からどの方角に動くんだろう?

 

ウクライナとロシアの問題が起こっているけど、日本にはなかったのかな?

 

好きな動物の特徴ってどんなだろう?

 

血はなんで流れてるんだろう?

 

選挙いっしょにいってみる?

 

 

 

何でもいいです。

 

社会科学・自然科学に繋がる「何か」を、ひとつでも多く小さい時から一緒に話してあげてください。

 

 

 

 

ちなみに、中1数学冨田クラス16名のうち、太陽の昇る方角が分かっっていたのは10名。

 

その中で、「なぜ」まで知っていたのは0名でした。

 

案外子供たちは色々知らないですよ。

 

 

 

では~おばけ