令和8年度から、私立高校に通うご家庭向けに、国から出る就学支援金の額が4倍ほどになった。


昨年までは一般的な家庭であれば118,000円/年が出ていたのだが、今年からは4倍ほどの457,200円/年となった。


県立高校にお子さんが通われるご家庭からすれば、特段変わりはないのだが、私立高校の場合は全然変わってくる。


この支援金は国から出てくるものなので、埼玉県民が東京の私立高校に進学しても問題なく頂ける。





昨日説明会に伺った私立高校の初年度費用と、一般的な県立高校とを比べてみると、昨年までなら90万円程度差があったのだが、これが50万円強まで圧縮される。


こうなると設備が良く、学習支援体制をシステム化している私立高校に行かせてはどうかと考えるご家庭が増えるのも頷ける。



現に昨年の中三である18期生は28人中10人が私立単願受験という選択を取った。前代未聞のことだった。

このうち、冨田の方から「県立より私立◯◯高校の方がフィットする」というお話をした生徒は2-3名だけ。


説明会に参加して、話を聞いてみるに、学力上位のみにコースを構える偏差値65弱辺りの学校と、学校内にさまざまなコースがあり、そのコースの中でも偏差値50ちょっとから60弱位のコースに単願受験者がたくさん集まった印象だ。


こう見ると、私立選択の思惑が少し透けて見えるところもある。



昨年定員を充足していた県内私立高校は45%程度だったのが、令和8年度には55%に上昇したと言う話も聞いた。


生徒不足に悩んでいた学校からすれば、恵の雨すぎる。


なお埼玉県からも補助金がある。

https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/26351/01_r8fubofutanleaflet_zennichi.pdf


所得制限が概ね500万円までラインと、600万円までラインに設けられ、入学金や施設費にまで補助が及ぶ。


この恩恵に預かれるのは、埼玉県民が埼玉の学校に通う必要がある。ここは覚えておいてもらいたい。



さあより一層、県立高校は踏ん張りどころ。

動いている県立高校もたくさんあるようだ。


県立王国の威信をかけた勝負が始まる。



では。