埼玉県の銭湯の値段が上がるらしい。

こういう値段の引き上げの話は何年かに一度は出てくる。

 

冨田が三重県四日市市から上京し東京生活をスタートしたのは、調布市つつじヶ丘の学生寮で、そこは週に3回時間制限有でしか風呂場が解放されないようなところだった。

 

風呂場はシャワーが5~6個ついていて、一般家庭の4~5倍の浴槽が設置されている場所で、学生が際限なくジャージャーとお湯を使い放題の空間なわけだから、毎日使われると大変なコストになるということなのだろう。

 

今のご時世から考えると、「あり得ない・・・」ともいわれるだろうし、なんちゃら界隈的な価値からすれば地でそれをいっている状態だった。

 

 

そうなると残りの4日間は、銭湯セットを自転車のカゴに入れてせっせとくつろぎの空間に通うことになる。

 

上京したての時は、人と共同生活を送ることや一緒に風呂に入るということは、凄まじい違和感というか心の底で忌避感を得るわけだが、繰り返していくと慣れていくし、「他人の普通」というのが感じられようになりすごく勉強になる。

 

 

バスタオルを洗う頻度や、身体の洗い方、髭の剃り方など、自分と違うところが次々に見えてくる。

 

それまで電気髭剃りでしか髭を剃っていなかった冨田的には、風呂場で泡モリモリで顎を突き出しながら鏡をのぞき込み、髭を剃っている姿に男らしさを感じ、憧れたものだった。

 

 

高校入学まで1か月となった中3生たちも、中学校の時とは違う友人関係や家庭・家族との関係、学校などのコミュニティーのあたり前が襲ってくるはずだ。

 

それが自分を自立へと誘い、成長をするきっかけとなる。

 

 

冨田が髭剃りシェーバーに憧れたように、君たちが憧れを描く景色が必ず目の前に現れる。

 

それが正しい方向へ君たちを導いてくれるかは分からないが、間違っていれば気付き後戻りし、次に信じた道に進めばいい。

 

 

要所要所で、「よし頑張れているぞ」そうやって思うことのできる高校生活を送って欲しい。

 

まだ県立の発表も3日あるし、卒塾式まで10日以上あるが、どんどん代替わりのイベントが続くので、18期生たちの顔を思い浮かべて少し寂寥の感情が出てしまった。

 

最後に冨田の200回は行った銭湯のHPがあったので、紹介しておこう。

あんまり意味はないんだけど。