今日は8日間ある春期講習前後半の中休み。
ここで受験学年となった14期生の様子をご紹介。
2月末に行われたクラス分けテストの結果は3教室中、
国語2位、数学1位、英語3位
で、なんともso soな結果。
ただ僕が気になっていたのは英語の結果。
時間をかけて練習をしてこられれば、学習の仕方は基礎学力テストと同じ。
範囲は広くとも、過去にやってきたもののテストでの結果としては、かなり不甲斐ない結果でした。
そういう点で14期生の学習スタンスが、主に短期記憶に寄った学習になっていることが明らかになりました。
瞬発力や目の前のものを叩くことはできても、少し先にある未知の状況を想定して学べていないわけです。
1年生の時はかなり基礎学力テストに苦戦していたのが、2年生では見違えるように素晴らしい結果を残してきた14期生達。
それが短期記憶に偏らせた結果だとすると、これは僕らの求める学習の姿ではないわけです。
早速結果の良くなかった英語ではシステム的な手を打ち始めてはいます。
ただ、それ以上に、「今何を求められていて、それが何に繋がるのか」という価値・目的形成を促さなければいけません。
口うるさく「先を意識しろ!」と言ったって、それほどの変化は期待できません。
ならば具体的な指示と、なぜそれをして欲しいのか丁寧に伝えることの方が価値が高い。
僕の授業ないであれば、
◯答えはこまめに確認をしなさい。
⇨ミスに気づかず練習すると、間違いが見つかった時、気持ちが萎える。
◯やっているページに該当する解答も開いて、テキストの下に重ねておいておきなさい。
⇨答えを見ることは悪ではない。見本がすぐ目に入ることは価値が高い。
◯計算について問題は書き写しなさい。
⇨思っている以上にくだらないところで間違うことを自覚するべき。ひょっとすると問題を書き写し間違っているかも。
◯その問題では何を間違わせようとしているのか
⇨出題者側の視点で問題を眺め、ミスの種類を知る。
こんなことを講義・練習で何度も伝えています。
さあどれくらい覚えていたかな?
少し先を見据えられる自分てカッコ良さそうじゃない?
なら急いでなっちゃおうよ!
では、また明日だね!