12月に入って、ついにダウンジャケットを引っ張り出してきました。

年甲斐もなく真っ赤でもっこもこなので、教室に登場したら「雪山のロッククライマーみたいですね!」と言われたので、「クレバスに落ちないように気をつけます。」と返しておきました。


さてさて、実は2週間ほど前から中1・2の平常授業受講者全員を対象に『NOKOBEN』なるものを始めました。


ブログでもお伝えしている様に、中1の学習スタイルや方法にかなり不安を感じるんです。


また中2はその辺りが上手になってきている生徒が多い分、やりたい事があっても体力や時間が足りなくて、思ったように事が進まないケースが見受けられました。


ならばと『NOKOBEN』ですべてが解消するわけではないですが、何かの一助になればと、思い立ってすぐにスタートしました。

スタートした先週は慣れない企画に、戸惑ったり人がやってるものが気になってしまったり、中々落ち着かない様子(特に中1)でしたが、今週は中々に気持ちの良い学習の様子でした。


そんな折、『NOKOBEN』の意図や意味を伝える一貫で「モノマネ」の話をしました。


先生の話し方や仕草の真似をする生徒って、勉強が上手だと思うんです。

どんなことに先生が気を配っていて、どんな事に力を注ごうとしているのかを捉えられるので、先生の話している事をよく覚えているんです。


「それウチのクラスで言われてな〜い!」

「いや◯◯のときに言ってたよ。」

前の発言の多い子は、人に責任持たせようとする生徒、後ろの子は自分のことは自分で責任持って動こうとする生徒であることが多いですね。


よく授業で話を聞こうとしているから、再現性が高く自分1人でも改めて学べるんです。


どこまで授業で進んだかとかいうレベルじゃなく。
先生の話ぶりから機嫌の良し悪しや、感情を見る。
何なら先生の言うギャグまで覚えておく。


僕が授業中によく言う、
「まずはホワイトボードの内容書かなくて良いから、聞いといて〜」
ひとしきり話をした後、
「じゃあ大枠(問題)だけ書いたら、『前でおっさんがこんなこと言ってたな〜』って思いながら解き進めてご覧!」
も再現性を大事にしてもらうため。

数学だからできる部分もあるとは思いますけどね。


「学ぶ」と「真似る」の語源は両方とも『まねぶ』から来ているんだそうです。


まずは『型』を真似て、そこに『オリジナリティ』を付け加えて学んでいくんです。


さあどれだけ真似っこできるかな?



赤いダウンも真似して良いよ〜笑



では〜おばけ