まさに、こんな事を書こうかと思っていました。

全く時期が同じで、自分でもびっくりしてしまいました。



今のところ、教室全体としての「この」空気感は大丈夫。


ほんの数名を除いては。



「僕たちが、子どもを変えてやる!」

そんな意気込みでやってはいますし、

「変えてみせる!変えられる人が絶対いるから!」

そうやって自らを鼓舞しながら、講師たちはいます。



ただ、そこをすり抜けるかのようにスルスルと自分の世界に舞い戻ってしまう生徒もいます。


そうなった時はタチが悪い。


ハナから聞く耳なんて持っていなくて、「かわしてやろう」とばっかり思ってる。


だからヘラヘラと、
「忙しいんです。」
「やりたいんですけど…」
「やっても無理なんです。」
なんて言ってしまう。




逆に、めちゃくちゃ後ろ向きで自信のない状態からでも、舞い戻ってくれる生徒もいます。


14期生(現中2)のある生徒は、学校が休校になっている期間、「私なんて…」と家に閉じこもっていました。


ウィルが再開しても、2週間強教室に現れませんでした。


僕からも、お母さんからも、お互い連絡を取りながら本人と話をする機会を作ってもらえました。


「この話が終わったら、もう塾に行かない。」

そう思っていたようです。


でも僕と保護者の方が、本人に期待する事を聞いて、

「しょうがない。もうちょいやってやるか。」

それくらいの気持ちで、また授業に来るようになりました。



もちろん休みが続いていた事もあり、うまく行くわけもなく…


でも、その生徒は、「出来るようになりたい!」ってもう一度思ってくれたのです。


気持ちが折れていないか、すごく気になっていましたが、今日大きな課題の1つを終えて行きました。


本当に立派だと思います。



もちろん能力が低いわけではないので、その課題を終えることがそんなにキツいことかと言われると、そこまでではないのかもしれません。


でも、「絶対今日受かる!」って強く決意していたからこそ結果を残したんです。



スルスルかわしている輩とは真逆の動きです。


スタートは、スルスル君より状態は悪かったはずですが、するすると抜き去って行きました。


何だって、ハートと真に受ける力。

ここが勝負を決めるんです。




では〜おばけ