すごくすごく堅いタイトルになっていますが、今回はGW期間の我が家のお話を例にしてみようと思いますニコニコ

 

 

このGW期間、我が家は帰省をする、旅行に行く、何かのアクティビティを経験するなんてことはありませんでした。

 

というのも、僕の娘(小学生)の習い事のレッスンやコンクールなどで、それだけの時間を確保することがずっと難しい状態だったからです。ショボーン

 

 

レッスンの始まりが昼過ぎで、そのあとも何時に終わるかわからないような状態で、時には予定していた時間を2時間オーバーするなんてことも。

ウィルでいえば小学生の授業が19時に終わっているはずなのに、迎えに来て、待てど待てど21時ころまで連絡がつかない、そのくらいの感覚です。

保護者の方の心配と怒りがピークに達するレベルですよねムキームキームキー

 

 

ただコンクール前、しかも初めてのチャレンジをするタイミングだったため、「そういう世界なんだろうな」と腹が立つ気持ちを落ち着かせつつ、車で長い時間待つこともありました。

 

 

そんな中での本番。

結果はというと、親の期待し望んでいたものからすれば遠く及ばないもの。

初めてのチャレンジということを差し引いても「ん~」という内容でした。ガーン

 

発表と結果を踏まえて娘にこのことを聞いてみると、

「一番上手にできたときよりはダメだけど、そんなに悪くはなかったと思う。ニコニコ

という回答でした。

 

 

GW期間だけでなく、この数ヶ月間、平日のレッスンだけでなく日曜日も犠牲にして、時間をかけ、手間をかけチャレンジしてきたものがこれなのか?そんな思いに拍車をかけるかのような娘の反応。

 

今まで、いろいろなことでうまく運んできた事だっただけに、今回の出来栄えや結果は娘よりも親のほうがダメージが大きかったんです。

 

 

ただよく考えてみれば、送り迎えや普段のレッスンでの様子を聞くことはあっても、レッスンを見たり、現状どのレベルなのかを確認したりすることは直接できていませんでした。

 

我々の頭の中での期待感の方が、一歩も二歩も前に進んでしまっていたのだと思います。

 

 

だからこそ、娘に「今の状態で満足」そういう風には思ってほしくない。

 

「もっとできることがあったのかもしれない。」

「ただレッスンに行っているだけになっているかもしれない。」

「同世代よりちょっとだけ出来ることで満足しているかもしれない。」

そうやって自分の今までを回顧する時間を一緒に作ってみました。

 

 

これって塾や他の習いことなんかでもそうですよね。

中学生くらいになれば、できればその習い事先の指導者と作戦会議をするのがいいと思いますが、小学生だとまだその習い事のイロハがよく分かっていなくて何となく通っているとか、何を目標にしているのかとか、その辺りが曖昧なケースがどうしても多くなります。

 

ですから、こういうケースではどちらかと言うと保護者の方のほうが適任かと思います。

勿論指導者の方も交えて話すことが一番なんでしょうが、なかなかセッティングが難しいことも多いので、その時はゆっくりとご家庭でお話しされることをお勧めします。

 

 

今回娘と話したのは、

・何を目的とするのか

・何を目標とするのか

・どう時間を過ごすのか

この辺りでしょうか。

 


今回は、娘が通過できなかった”予選”の次の”本選”も二日後にあったため、親として「それに前向きに見学に行って上手い子たちから少しでも何か吸収をできること」を目標に会話をしていきました。

 

まず予選の帰りの車の中で、これまでのことをイメージできるように簡単にお話しをしました。会場が横浜だったので帰宅に2時間程度はかかるため、ずっとではなくちょくちょくと話して気持ちを負の方にもっていかないように注意しました。車パトカートラック

 

 

そして翌日もレッスンはあったものの、できる限り前向きに前向きにものを考えられるように、なるべく習い事の話はせず、帰りに教材を置きに行きがてら所沢教室に2人で潜入して、ルービックキューブで遊んだり、ホワイトボードに地図を描いて遊んだり。(鎧塚教室長!ちゃんときれいに消してまいりました!)

 

それで、寝る間際に「明日の本選を見に行って、何をちゃんと見てこなければいけないか考えながら寝なさいよ」と一言だけ言って、早めに寝かせました。

 

 

翌日の本選見学(またまた横浜アセアセ)では、同じく本選出場を逃したお友達と6時間ぶっ通しで、いろいろなカテゴリーの発表を見てきました。

 

中華街でお疲れ会のあと、疲れが出たのか車に乗るなり一気にスリープzzz

起きたら家の目の前でびっくりしていました。

 

 

そして今日。

今までタイトだった1週間の過ごし方をもう一度確認してみようと、時間の使い方を振り返ってみました。そうすると娘も思っていた以上にレッスンの日は時間がない!

 

「宿題や学習、食事やお風呂など家でやらなければいけない事が、合わせて2時間程度。

ただ睡眠時間を考えると、どう考えたって〇曜日と〇曜日は時間が確保できない・・・

ならばその分はこの曜日にやるのがベストかもしれない。」

 

そんな風にして、あまりぎちぎちに予定を組むのでなく、必ずやるべきタスクを毎曜日で書き出して、絶対見たいテレビ番組も、「これなら録画とリアルタイムとを使い分けて余裕を持ってチェックできる」という風に予定の目安を作ることができました。

 

 

そして、プラスアルファの事柄を短い時間でもいいから入れてみる。

娘の場合は寝る前に15分程度ですが、ひとつやることを増やしました。

 

それをまとめて表にしてあげると、娘もがぜんやる気が出たようで、今までが嘘のように動き出しました。まあ言っても初日ですからこれからが大事なんですけどね。

 

 

 

長々と書いてきましたが、子供たちは案外、今置かれている状況や立場を分かっていないのかもしれません。

「それは子供がちゃんと考えて見出さなきゃ!」

とおっしゃる方がいるかもしれませんが、中々に難しいケースがほとんどだと思います。

 

今回の娘の習い事だって、彼女としてはものすごく好きで、毎日レッスンだとしても喜んで行ってしまうと思います。それでも目的や目標、そしてそこまでにやるべき事柄が放っておいても明確になることはありませんでした。

 

そこで大人が手を出して、一緒に考えていってあげることが、目的や目標などいろいろ見出すのには必要になりました。

 

 

部活ならばチーム全体の目標があり、それを雰囲気や発言で指し示してくれる顧問の先生や先輩たちがいます。

 

でも子育ては部活ではありません。

親子でしか分かち合えない価値観の中でゆっくりと話して、もっともっと子供が喜びそうなことで到達の付加価値を示して、お互いが気持ちよく前に進んでいきましょう。

 

我々はそのお手伝いができればと。

 

 


さて明日からウィルは再開です。

みんなに会えるのを楽しみにしていますね~

 

 



あっ、娘の『絶対見たいテレビ番組』が「なつぞら」「イッテQ」「白衣の戦士」「ドラえもん」「おさるのジョージ」なのはご愛敬チョキ

 

 


ではおばけ

 

 娘と息子