先日書いたこの記事。
”これからも冨田は小言や説教じみた事いうからな~
”っていう内容でした。
今教室の中は、北辰テストが終わったことに対する安堵感と、あと1か月に迫った私立高校入試に対する緊張、そして県立高校について「第1志望を曲げずに本当に勝負して良いのか?」という迷いの空気が漂っています![]()
毎年のことですが、ほとんど迷いなく自分の目指す学校に対して入れ込んでいく男の子たちとは反対に、女の子たちは「どうしよ~う」「どうしよ~う」の大合唱。すると面白いことに学習する手がピタっと止まるんですよ!
ある時は、仲間同士で「どうしよ~」
またある時は、先生に対して「どうしよ~」
またまたある時には、「もうムリぃぃぃぃ!」と発狂![]()
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まあ不安が頭にあればそうなる気持ちもわかりますが、自分の感情を人にまで振りまいて、あるときにはお邪魔になるような状態になるのはいただけない状態なわけです。
そんな中、普通クラスのAが、仲間の女の子たちに対して、
「その態度はどうなの?人のことも考えて行動しなさい。」
「ウダウダ言っててもしょうがない。とにかくまず10分集中してみよ!」
「はい休憩中だからこれ(お菓子?)あげよう、でもその姿勢ではあげられないな~」
もう、まるでお母さん(笑)
在塾生には個人が特定されてしまうので、あまり詳細は書けませんが、彼女は学校では勉強面に関して中々良い評価をしてもらってきませんでした。3年生になって気持ちが上がったり下がったりも周期的にやってきて、ふてくされているような時期もありました。
それでも、特に一緒に頑張っている茂木先生を筆頭に、僕らの言うことに彼女なりに応えようと様々なことにトライしてきました。その結果10月以降の北辰の結果は志望校にチャレンジしても恥ずかしくない結果に。(科目ごとにはまだ穴もありますが(笑))
立派だと思いますし、できればこういう自分だけでなく仲間のためにも頑張れる生徒に成功を積ませてあげたい。
そして、こういう変化をしてくれるのがやっぱりうれしい。
点数があがった下がったなんてのは、その時々の状況や感情、モチベーションによるところも多分にあります。それこそ受験においては、どれだけ高い偏差値を取っていたって必ず良い結果が得られるとは限りません。
だからこそこういう心の成長、アタマの成長が大事なんです。
彼女だって不安がないわけではないはずです。でも、しのごの言わず今頑張れることにトライしていくそんな姿が素敵なんです。是非是非みんなにもAみたいに少しずつ大人になっていってほしいな。
期待してるね!
それでは![]()
追記
第7回の北辰の結果や中2クラス分け決起会の話など、溜めてるネタもあるのでタイミングを見て出していきますね~